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国際政治・世界事情

4835チバQ:2012/08/04(土) 22:36:00
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120804/erp12080419520002-n1.htm
「プーチン追い出して」 教会ゲリラ演奏の“子猫”処遇に関心
2012.8.4 19:51 (1/2ページ)
 【モスクワ=遠藤良介】ロシア正教会の総本山、救世主キリスト大聖堂で、「マリア様(さま)、プーチン(現大統領)を追い出して」とゲリラ演奏を行った女性パンクバンドの処遇に国内外の関心が集まっている。逮捕・起訴された女性3人の勾留がすでに約5カ月に及び、最長で禁錮7年の判決が下される可能性もあるためだ。この一件を受け、政権と正教組織が密着する「政教一致」にも改めて批判が出ている。

 問題となっているのは、覆面女性らのバンド「プッシー・ライオット」(子猫の反乱)。大統領選に先立つ2月、大聖堂に乱入して「パンクの祈り」と称するパフォーマンスを行い、プーチン首相(当時)の排除を“祈願”して逃走したとされる。20歳代のメンバー3人がフーリガン(暴徒)容疑で逮捕され、7月末に公判が始まった。

 この“事件”をめぐっては、ロシア正教会の最高位であるキリル総主教が「神に対する許されざる冒(ぼう)涜(とく)だ」と3人を激しく非難。これに対し、ロシア内外の人権団体が女性らの長期勾留を不当として早期釈放を訴えているほか、米人気バンド「レッド・ホット・チリ・ペッパーズ」などからも、訴追に反対する声が相次いでいる。

 プーチン氏が大統領に復帰した5月以降、政権は反政権派を標的とした抑圧的立法を矢継ぎ早に進めており、プッシー・ライオットに対する厳しい処遇にも「見せしめ」の要素があるとみられている。

 このバンドがプーチン氏と教会という「(国家)システムの最も病的な所」(露紙ベドモスチ)を突いたことが厳罰につながっているとの指摘もある。

 ロシア正教会はソ連崩壊後、共産主義の「無神論」から解き放たれて目覚ましく発展する一方、国家権力との密着の度も深めてきた。政権は正教会との関係を密にすることで人口の6割とされる信者の支持を期待でき、正教会側も政権の庇(ひ)護(ご)を勢力拡大に役立てられるとの思惑からだ。

 大統領選に先立っては、キリル総主教がプーチン氏による前回大統領期からの統治を「神の奇跡」と称賛し、露骨にプーチン支持を表明した。

 プッシー・ライオットが教会で“事件”を起こした背景には、「政教一致」に対する反発が強まっていることがあり、政権や正教会はそれに過敏に反応しているとみられている。

 プーチン大統領は2日、世論に配慮してか女性らを「厳しく裁く必要があるとは思わない」と述べた。ただ、裁判所は3人の勾留期限を来年1月12日まで延長する決定をすでに下しており、公判の行方はなお予断を許さない。


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