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国際政治・世界事情

470千葉9区:2009/02/02(月) 21:46:24
http://www.business-i.jp/news/special-page/oxford/200901310004o.nwc
バングラデシュに親インド政権 政治より経済 関係改善へ
2009/1/31
 駐バングラデシュ・インド高等弁務官は22日、「バングラデシュとの2国間の貿易投資協定を締結したい」と述べた。時期については、早ければ2月初旬としている。昨年末のバングラデシュ総選挙で、ハシナ元首相率いるアワミ連盟(AL)が総議席の3分の2以上を占める圧倒的勝利を収めたことで、インドとバングラデシュの関係改善が期待されている。

 1947年、インド独立時にイスラム教徒主体のパキスタンはインドから分離独立し、ベンガル地方はインド領の西ベンガルと、パキスタン領の東パキスタンに分断された。71年に東パキスタンが、パキスタンからバングラデシュとして分離独立すると、一時的にバングラデシュとインドの関係は改善した。

 しかし、水問題をめぐる紛争などで、再び両国関係は悪化し、貿易や交通が制限された。その後も根深い対立は続き、天然ガス田開発で、インドのタタ・グループから30億ドル(約2690億円)の投資を持ちかけられた際、バングラデシュ政府は宿敵インドとの共同開発よりも、開発そのものを放棄するほどだった。

 総選挙で勝利したALは、旧与党のバングラデシュ民族主義党(BNP)より、イスラム色が薄く、歴史的にインドと良好な関係を保っている。

 ハシナ氏は、選挙公約で、インドとの関係改善の障害になっているイスラム過激派の徹底した取り締まりと、両国間貿易の拡大を訴えた。

 また、ハシナ氏は、海に面していないインド北東部に対し、バングラデシュの港を開放する考えを示唆した。インド北東部の物資を最短ルートで船舶に積み込むことが可能になり、輸送費が大幅に圧縮できることになる。

 ハシナ新首相がインドとの天然ガス共同開発計画に対する国民の反発を克服できるか不透明だが、世界経済減速の影響が及ぶにつれて、政治的感情より経済合理性が勝利を収めるとみられている。


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