したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

4689チバQ:2012/07/04(水) 21:23:34
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012070402000115.html
シリア移行政府 「アサド氏退陣 前提」
2012年7月4日 朝刊

 【カイロ=今村実】内戦状態に陥っているシリア情勢で反体制派「国民評議会」のサイダ新代表が三日、訪問先のカイロで本紙取材に応じた。主要国でつくる「連絡調整グループ」が合意した挙国一致の移行政府の樹立構想についてアサド大統領の退陣が前提と主張。「前国連事務総長アナン氏の調停継続は無意味だ」との認識を示した。

 移行政府の構想は先月三十日、事態打開に向け、国連安全保障理事会の五常任理事国や周辺関係国でつくる「連絡調整グルーブ」が提示。だが、新政府でのアサド大統領の排除は、ロシアの反対で明文化されなかった。

 サイダ代表は「ロシアが初めて『アサド後』に向け議論に応じる構えを見せたのは肯定的な点だ。解決に向けた新たな試みだ」と一定の評価を示した。

 ただ、「アサド体制が残ったままでの新政府は何の結果ももたらさない。強い決定権を持つ治安組織などの大統領の周辺者もすべて排除されなければならない」と指摘。アサド大統領が退陣を前提に新政府樹立に応じる可能性はゼロに近く、新政府構想は早々に暗礁に乗り上げそうだ。

 都市部からの軍の引き揚げや停戦を盛り込んだものの、形骸化したアナン氏の調停については「今や政権は、空爆を頻繁に行うなどあらゆる武器を使っている。調停を続けても犠牲者が増え続け、政権に時間的余裕を与えるだけだ」と述べた。

 国際社会に対しては、軍事行動にも踏み込める国連憲章第七章に基づく安保理の対応を要望。「これがアサド政権を従わせる唯一の方法だ」と語った。

 国内の現状をアサド大統領が「真の戦争状態」と語ったことに対し、サイダ氏は「内戦であるとは言えない」との認識を示した。

 また、反体制派「自由シリア軍」について「連絡を密に取り合っている。われわれは食料から武器に至るまで、必要なものはすべて送ってきた」と武器供給を明らかにした。

 サイダ氏は少数民族クルド人活動家で、先月十日に前代表ガリユン氏に代わり、評議会代表に選出された。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板