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国際政治・世界事情

4682チバQ:2012/07/02(月) 23:07:13
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120702/amr12070218310005-n1.htm
メキシコ政権交代へ、野党候補当選確実 麻薬組織・経済対策がカギ
2012.7.2 18:29 (1/2ページ)

1日、メキシコ市で、大統領選での当選を確実にし、支持者の前に姿を見せたペニャニエト氏(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】メキシコで1日行われた大統領選で、中道左派の野党、制度的革命党(PRI)のペニャニエト前メキシコ州知事(45)が当選を確実にした。中道右派の国民行動党(PAN)から12年ぶりに政権交代が実現することになる。ペニャニエト氏は今後、麻薬組織掃討や経済対策などで手腕を問われそうだ。

 ペニャニエト氏は同日、「支援に感謝する。メキシコの勝利だ」と勝利宣言した。

 中央選管のサンプル調査によると、ペニャニエト氏の得票率は約38〜39%。中道左派、革命民主党(PRD)のロペスオブラドル元メキシコ市長は約31〜32%、カルデロン現大統領の後継候補であるPANのバスケス元教育相は約25〜26%。

 カルデロン政権は2006年以降、麻薬組織掃討に乗り出していたが、組織同士の抗争激化を招き、殺人や誘拐が多発。失業率も約5%に上昇し、政権交代を求める声が強まっていた。

 ペニャニエト氏は05年に州知事に就任するまでは無名の存在だった。だが、州内のインフラ整備事業などで見せた決断力と他党との折衝で評価を高めたほか、若さと端正な顔立ちを武器に幅広い支持を集めた。

 今後の重要課題は麻薬組織対策だ。メキシコからの麻薬流入を懸念する米国はこれまで、メキシコ政府に16億ドルの対策費を拠出してきた。「新政権発足後も従来の良好な対米関係は維持される見通し」(外交筋)で、両国は一致して組織摘発に取り組むとみられる。ただ、PRIは00年に政権を奪還されるまでの71年間、「『平和』と引き換えに麻薬組織と各種の取引をした歴史」(米紙ロサンゼルス・タイムズ)を持つ。過去のしがらみを絶ち、具体的な成果を挙げられるかを懸念する声は強い。

 経済対策で、ペニャニエト氏は石油公社「ペメックス」の採掘・精製事業への民間資本導入を公約に掲げた。国家財政を支える石油収入の安定化を図った上で、経済を活性化させたい意向だが、支持母体の労組や党内には「抵抗勢力」も多く、前途を危ぶむ声もある。

 PRIには、長期政権時代の汚職のイメージも根強く残り、最近も北東部タマウリパス州で、PRIの元知事が資金洗浄に関与した疑惑が発覚した。学生らは党の体質を問題視しており、ペニャニエト氏の指導力が問われることになる。


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