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国際政治・世界事情

4645チバQ:2012/06/26(火) 21:14:50
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120626-00000047-mai-soci

<出会い系>中東イスラム圏で人気 戒律厳しいけど…
毎日新聞 6月26日(火)13時10分配信

出会い系サイト「クルーブ」上では24時間、若者の会話(チャット)が絶えない。各自のプロフィルでは、社会の規制の反動からか、派手な容姿の男女が目立つ=テヘラン北部で、鵜塚健撮影

 インターネット上で男女が知り合う「出会い系サイト」が中東イスラム圏で人気だ。イランでは若者多数が参加するサイトが急増しており、保守的な宗教指導者らは自由交際の拡大に懸念を示す。戒律に縛られながらもパソコンに向かう若者たちの「思い」とは。【テヘラン鵜塚健】

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 イランで最も人気がある交流サイト「クルーブ(クラブ)」。04年に設立され、恋愛や結婚に関するものだけで1600以上のグループがある。友人(25)の手を借りて「イランの恋」(会員約5万2000人)に入ってみた。

 登録は無料。自己紹介欄には「学歴が同じ人」「宗教的な考えが強くない人」など好みが書かれ、義務化されたヘジャブを着けない女性の顔写真も多い。

 週末の午前、文章で会話する「チャット」コーナーには、10〜20代だという30人前後が参加していた。女性たちが「父親への贈り物は何がいい?」と当たり障りのない会話をする中、男性の一人が「誰か彼女になって」と発言。多くの女性が笑顔で拍手する絵文字で歓迎したが、管理者の女性が割り込んで「こういう発言はダメよ」と注意。会話はそれ以上発展しなかった。深いやりとりは、管理者の目も届かない2人だけの専用会話室で行われるらしい。

 宗教戒律の厳しいイランでは、男女が知り合う機会は限られる。学校教育では小学校から高校まで完全に分離される。婚前の自由交際は原則禁止だ。地方では親の勧めた相手、それも親族と結婚する人が多い。テヘラン在住の高校生、ファテメさん(18)は「弟と手をつないで公園にいただけで警官に止められた」と嘆く。

 ところが最近、ファテメさんの母親が、交流サイトの利用を勧めてきた。複数の利用者によると、交際がオンラインに限られる場合が多いことが、親の側に一定の安心感を抱かせるとか。子供のために「良縁」を広く求めたい親心もありそうだ。ファテメさんは「体格が良くて経済力がある男性を見つけたい」と連日画面をのぞく。

 交流サイト利用歴4年で東部マシャド在住の無職男性アラシュさん(25)は「ネット上で手軽に女性の友人が作れるのが魅力」と話す。テヘラン郊外の男子高校生、モルテザさん(18)は「女の子と話す機会が少ないので、話し方を学べるのが利点。友人の紹介もあって、彼女ができた」と「学習効果」を語る。

 政府は出会い系サイトの性的な発言などを細かく監視し、問題と見れば閲覧禁止措置も取る。それでも新サイトが3年前ごろから急増し、その数は100以上。政府の委託で交流サイトの調査をした研究者のモラディ氏(28)は「規制から逃れるという刺激が、流行を加速させている」と分析する。

 イラン司法府社会研究所は、結婚する夫婦の2%がネット上の出会いがきっかけで、うち半数が離婚したとの調査結果を2年前に発表。「ネット上にはうその情報があふれ、注意が必要だ」と警告する。宗教界も目を光らせる。高位聖職者マカレム・シラジ師は「結果的に結婚につながれば問題ないが、それ以外はハラーム(禁忌)だ」と、ネット交際の容認には慎重だ。

 出会い系サイトは他の中東諸国でも流行。カナダ企業が運営するイスラム教徒専用サイト「キラン」は、中東を中心に会員300万人を擁する。テヘラン大のコウサリ教授(社会学)は「女性の高学歴化が進み、親の言いなりでの結婚が減っている。条件のいい男性を探す手段として出会い系を利用しているのでは」と分析する。


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