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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

4636チバQ:2012/06/25(月) 23:33:40
http://www.afpbb.com/article/politics/2886067/9169846?ctm_campaign=txt_topics
エジプト大統領にモルシ氏、初のイスラム勢力出身者
2012年06月25日 07:29 発信地:カイロ/エジプト


【6月25日 AFP】(一部更新)エジプトの選挙管理委員会は24日、6月16〜17日に行われた大統領選決選投票で、ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)傘下の自由公正党(Freedom and Justice Party)から立候補したムハンマド・モルシ(Mohammed Mursi)氏(60)が当選したと発表した。

 アラブ世界最大の人口を誇るエジプトでイスラム勢力出身者が大統領に選ばれたのは初めて。

 モルシ氏の得票数は1323万131票で得票率は51.73%、敗れたアハメド・シャフィク(Ahmed Shafiq)氏の得票数は1234万7380票だった。有権者は5000万人以上で、投票率は51.8%だった。

 発表を受けてカイロ(Cairo)のタハリール広場(Tahrir Square)に集まっていたモルシ氏の支持者らは歓声を上げ、市内各地の道路ではドライバーがクラクションを鳴らし、モルシ氏の名を叫ぶのが聞こえた。一方、選挙運動スタッフと共に結果を聞こうとカイロ郊外に集まっていたシャフィク氏の支持者からは落胆の声が上がった。

 エジプトを暫定統治している軍最高評議会のムハンマド・フセイン・タンタウィ(Muhammad Hussein Tantawi)議長がモルシ氏に祝意を伝えたと国営テレビが報じたのに続き、敗れたシャフィク氏もモルシ氏に祝意を伝えたと半国営の中東通信(MENA)が伝えた。

 モルシ氏は当選の発表の数時間後「私は全エジプト人の大統領になる」と語り、ムスリム同胞団はモルシ氏が当選発表後にムスリム同胞団と自由公正党の役職を辞任したと発表した。また同氏は「われわれは全ての国際条約と憲章を順守する」と述べ、エジプトが1979年にアラブ国家として初めてイスラエルとの間で締結した平和条約の存続を示唆した。

 イスラム勢力の伸張を恐れるキリスト教の一派で、3月に教皇が死去しているコプト正教会の教皇職代行もモルシ氏に祝意を表した。(c)AFP/Samer al-Atrush and Jailan Zayan

4637チバQ:2012/06/25(月) 23:36:04
カタカナ表記がムルシだのモルシだのモルシーだの・・・

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012062500730
首相候補にエルバラダイ氏ら=モルシ新大統領、組閣に着手−エジプト
 【カイロ時事】エジプトのイスラム原理主義組織ムスリム同胞団出身のモルシ氏が今月末に初の文民出身の大統領に就任するのを受け、ガンズーリ首相の暫定政権は25日にも暫定統治する軍最高評議会に辞表を提出する。組閣作業に着手したモルシ新大統領は「全国民の大統領になる」と挙国一致政権を目指す意向を表明しており、首相には改革派政治家のエルバラダイ前国際原子力機関(IAEA)事務局長らの名前が挙がっている。(2012/06/25-21:00)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120625/mds12062523000010-n1.htm
議会解散、新憲法…エジプト、新政権準備で激化する軍との綱引き
2012.6.25 22:59 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】エジプトメディアによると、同国のモルシー次期大統領は25日、閣僚人事の検討を本格化させるなど、新政権樹立の準備に入った。しかし、同国では現在、憲法が不在で大統領権限もはっきりしていない。今月末に予定される民政移管後も、モルシー氏と暫定統治を担う軍最高評議会との間では、政局の主導権をめぐる激しい綱引きが繰り広げられるとみられる。

 「議会で就任宣誓をしたいというのが、次期大統領の希望だ」

 モルシー氏を擁立した同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団の幹部は24日、同氏の意向をこう代弁した。

 エジプトでは今月16日、最高憲法裁判所の判決を受け、軍部が人民議会(下院に相当)を解散。軍部側は、議会が存在しない以上、就任宣誓は最高憲法裁で行うべきだとする。同胞団幹部の発言は、軍部の言いなりにならないとの意思表示といえ、さっそく両者のさや当てが始まった格好だ。就任式の日程は未定。

 軍部が議会解散に続いて発表した、軍部主導での新憲法制定プロセスも大きな火種となる。新憲法で大統領権限が制限され、軍部が実権を握る構図が続けば、モルシー氏は「お飾り」となりかねないからだ。

 独立系紙マスリルヨウムなどによると、24日の当選発表に先立ち、同胞団と軍最高評議会との間では、軍部がモルシー氏の当選を認めるのと引き換えに、国防相や内務相といった重要閣僚の人選は軍部が行うなどの「密約」が成立したという。モルシー氏や同胞団としては当面、軍部との全面対立は避けつつ、政権基盤強化に向けて交渉を進めていく考えだとみられる。

 ただ、モルシー氏は、出身母体である同胞団傘下の自由公正党が最大議席を持っていた議会が解散されたことで、政治的には手足を奪われた状態にある。同党は、今後行われる議会の再選挙の対象を、判決で違憲とされた全議席の3分の1にとどめ、ダメージを最小限に抑えたい考えとされるが、軍部がそれを容認するかは不透明だ。

4638チバQ:2012/06/25(月) 23:36:39
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120625/mds12062522580009-n1.htm
エジプト次期大統領モルシー氏 米・イスラエル外交、イラン関係は?
2012.6.25 22:55 (1/3ページ)

24日、大統領当選後に演説するモルシー氏のテレビ画像(AP)
 【カイロ=大内清】エジプトのモルシー次期大統領は24日のテレビ演説で、エジプトが過去に結んだ国際条約の順守を約束した。1979年のイスラエルとの平和条約を念頭に置いたもので、エジプトが今後、急速にイスラエルとの関係を見直すことはないとみられる。ただ、人口8千万人超の地域大国エジプトに本格的なイスラム政権が成立すれば、対イスラエル関係を含む地域のパワーバランスに変化をもたらす可能性もあるだけに、今後の外交方針に注目が集まっている。

 モルシー氏の当選を受けて、イスラエルのネタニヤフ首相は同日、「両国の平和条約に基づき、協調関係が維持されることに期待する」との声明を出した。

 パレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスと敵対するイスラエルには、ハマスの源流でモルシー氏の出身母体であるエジプトのムスリム同胞団に対する警戒感が根強い。

 その半面、国境を接するエジプトとの良好な関係を維持することはイスラエルにとって、ガザなどへの過激派の流入を防ぐ上での「戦略的資産」であり、警戒心をあらわにして、いたずらに関係をこじれさせたくないとの事情がある。

 一方、モルシー次期政権にとって、イスラエルとの平和条約を維持することは、同国の後ろ盾である米国の中東戦略を不問に付すことであり、その不快感は残る。とはいうものの、同条約を順守することで米国から年十数億ドルもの軍事・経済援助を受け続けられるメリットは無視できない。特に昨年2月の政変後は、長引く経済混乱で外貨準備高が激減しており、諸外国からの援助はモルシー新政権の命綱となる。

 ただ、エジプト国民には反イスラエル感情が根強い。モルシー氏としては「イスラエルの言いなり」と批判されたムバラク前大統領との違いを鮮明にするためにも、徐々に独自色を打ち出していきたいところだ。

 エジプトは現在、ハマスとパレスチナ主流派ファタハとの和解交渉などで仲介役を務めているが、今後、モルシー次期政権がハマス寄りの姿勢を鮮明にし始めれば、ハマスを「テロ組織」とみるイスラエルや米国との関係がぎくしゃくする可能性もある。

 エジプトにイスラム系大統領が誕生したことで、同国とイランとの関係の行方にも関心が集まっている。

 モルシー氏は25日配信されたイランのファルス通信とのインタビューで、「域内の戦略的なバランス」をとる上で重要だとして、同国との関係修復に意欲を見せた。イラン政府も24日、モルシー氏の勝利は、「イスラムの覚醒」によるものだと歓迎した。

 イランは、エジプトが、1979年のイスラム革命で亡命したパーレビ国王を受け入れたことや、イスラエルと平和条約を結んだことに反発し断交。現在は利益代表部を置くにとどまっている。

 ただ、イスラム教シーア派の地域大国イランに対しては、カタールやサウジアラビアなどスンニ派諸国も強い警戒感を持っている。同様にスンニ派の同胞団出身であるモルシー氏としても現時点では、イランとの関係強化に動くというものではなく、あくまでも、関係を修復しバランスをとろうというレベルにすぎないといえる。

 確かに、エジプト外務省には「モルシー氏や同胞団が実権を握れば、従来の外交方針と齟齬(そご)が生まれるとの懸念がある」(外交筋)。しかし、政権が代わったとはいえ対外関係でさまざまなしがらみがあるのも事実で、モルシー氏がすぐに独自外交を展開できるわけではない。


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