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国際政治・世界事情

4622チバQ:2012/06/24(日) 13:49:41
>>4606
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120623/asi12062318470003-n1.htm
最高裁との対立拍車も パキスタン新首相就任、汚職疑惑追及
2012.6.23 18:46

22日、パキスタンの首都イスラマバードで支持者らと会うアシュラフ氏(AP)
 【ニューデリー=岩田智雄】パキスタンの下院で新首相に選出された前情報技術相、ペルベズ・アシュラフ氏は22日夜、イスラマバードの大統領府で宣誓式を行い、新連立内閣が発足した。ただし、アシュラフ氏は汚職疑惑が持たれており、最高裁からこれまでに、水利・電力相の職を無効にされている。政局の混迷は続き、政権と最高裁の対立はさらに強まりそうだ。

 アシュラフ氏は、宣誓式で演説し、物価高騰や電力不足の対策に尽力することを強調。年内にも行われる見通しの総選挙での勝利を目指す考えを鮮明にした。

 しかし、アシュラフ氏は水利・電力相時代に発電事業で業者からカネを受け取り、ロンドンでの不動産購入費などに充てたとの疑惑があり、最高裁は当局に捜査を命じている。アシュラフ氏は疑いを否定し、最高裁と対立。その後、政権から情報技術相に登用されたという経緯がある。

 一方、最高裁による汚職追及の最大のターゲットとなっているザルダリ大統領は、かつて数々の汚職事件に絡み有罪判決を受けたり、捜査対象になったりしてきた。しかし、ムシャラフ前政権がその強権ぶりから批判を浴び、弱体化した2007年ごろ、ムシャラフ氏は、政敵のザルダリ氏に恩赦を与え、妻のブット元首相の亡命先からの帰国を許し、事実上の“手打ち”が行われた。

 最高裁のチョードリー長官は、かつてムシャラフ大統領による陸軍参謀長の兼職を違憲だとして大統領と激しく対立した。現在は、ザルダリ大統領の過去の犯罪を徹底追及する構えだ。自らの汚職疑惑というアキレス腱(けん)を抱えるアシュラフ氏に対しても、ギラニ前首相に求めたのと同様、汚職罪などに問われたザルダリ大統領に関する審理再開手続きを進めるよう圧力をかけることが確実視されている。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/120623/asi12062300250000-n1.htm
パキスタン首相にアシュラフ氏選出 与党、総選挙への準備進める
2012.6.23 00:24
 【ムンバイ=岩田智雄】最高裁の判断によりギラニ首相が失職したパキスタンの下院は22日、新首相に前情報技術相のペルベズ・アシュラフ氏を選出した。アシュラフ氏を擁立した最大与党のパキスタン人民党(PPP)は、年内にも見込まれている総選挙への準備を進める考えだ。

 人民党共同総裁のザルダリ大統領は21日、前繊維相のシャハブディーン氏を新首相候補に指名したが、反汚職裁判所が同日、同氏が製薬会社の不正事件に関与した疑いがあるとして逮捕状を発行。人民党は見直しを迫られていた。

 最高裁のチョードリー長官はムシャラフ前政権当時、大統領の陸軍参謀総長兼務は違憲として、ムシャラフ氏に軍服を脱がせたことがある。長官は今回、汚職疑惑があるザルダリ大統領を裁くことに執念を燃やしており、新首相に対しても、ギラニ前首相に求めたのと同様に、大統領への訴追を進めるよう迫るのは確実だ。

 一方、パキスタンのメディアには、最高裁の姿勢を「政治への介入だ」として批判する論調もある。

 人民党幹部は22日、来春までに行われる総選挙への準備を急ぐ考えを強調。ザルダリ政権は総選挙で勝利して最高裁による汚職追及をかわす方針とみられ、年内にも総選挙が行われるとの見方が強まっている。

 反汚職裁判所が突然、シャハブディーン氏に逮捕状を出した理由は不明だが、対米外交などをめぐり政権との関係が悪化している軍が政権の弱体化を狙ったとの見方が浮上している。


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