したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

4588チバQ:2012/06/20(水) 23:22:51
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120620/eca1206200501000-n1.htm
スペイン重荷、方向感失う市場 ギリシャ再選挙好感も反転 (1/2ページ)2012.6.20 05:00
.
 金融市場が方向感を失った展開をみせている。19日の外国為替市場は、ギリシャ再選挙の結果を好感して円安となった前日から一転、1ユーロ=99円台まで円高が進行し、株式市場も日経平均が反落して8700円を割り込んだ。スペインの金融不安が再燃して危機の拡大が意識されたためで、20カ国・地域(G20)首脳会議などで具体的な対応策が示されなければ、市場はさらに混乱しそうだ。

 19日の東京外国為替市場では、前日にスペインの10年物国債の利回りが一時、ユーロ導入後で最高の7.3%台まで上昇したことを受け、ユーロを売って、安全資産の円を買う動きが加速。午後5時時点の円ユーロ相場は、前日比1円16銭円高ユーロ安の1ユーロ=99円35〜39銭となった。また、米国で追加金融緩和が打ち出されるとの見方から、対ドルでも円高が進み、36銭円高ドル安の1ドル=78円89〜90銭をつけた。円高が嫌気されるなどして日経平均株価は反落し、前日比65円15銭安の8655円87銭で取引を終えた。

 17日のギリシャ再選挙で緊縮派が第1党となり、ユーロ離脱の観測がひとまず遠のいたため、市場からは「危機はひとまず収束に向かっている」(農林中金総合研究所の南武志主席研究員)との見方が上がる。

 だが、ユーロ圏4位の経済大国スペインの金融不安が新たな火種として浮上。EUはスペインへの最大1000億ユーロ(約10兆円)の金融支援を決めたが、政府の借金が増えるため財政不安の拡大が心配されている。イタリアなどへ波及する恐れもあり、「見通しは楽観できない」(明治安田生命保険の小玉祐一チーフエコノミスト)。

 危機対応の抜本対策も進んでいない。フランスやイタリアがユーロ圏が一元的に資金調達するため「ユーロ共同債」導入などを主張しているのに、ドイツは負担増を嫌い反対。「財政統合、銀行監督の一体化の話が進むのが重要」(南氏)だが、19日までのG20首脳会議や、28、29日のEU首脳会議で市場が納得する具体策が示されなければ、危機感が高まり、円高、株安が進みそうだ。(山口暢彦)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板