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国際政治・世界事情

4568チバQ:2012/06/19(火) 21:04:11
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120619/mcb1206191450040-n1.htm
【G20】G8より”格上”の国際会議、欧州危機にどう対処? (1/2ページ)2012.6.19 14:49

メキシコのロスカボスで、G20首脳会合に臨む各国首脳ら=18日(代表撮影)【拡大】
 【ロスカボス=本田誠】昨年11月のカンヌに続いて欧州債務危機への対応が最大の焦点になったG20首脳会議。最悪の事態を回避したギリシャ再選挙の結果を受け、各国首脳らには安堵(あんど)感が広がったが、金融市場の動揺は続いており、危機克服への道のりはなお遠い。関係国が多く動きの鈍さが指摘されるG20が危機の拡大阻止へどう機敏に対応するか。真価が問われる。

 市場では、ギリシャの財政再建の先行きをなお危ぶむ見方が根強い。経済の悪化に歯止めがかからず、緊縮財政が強いる国民の耐乏生活も限界にあり、欧州連合(EU)の支援の条件となる緊縮策の継続は容易でないからだ。

 スペインの金融不安も拡大の様相を呈している。同国の危機はギリシャと同様の事態が波及しかねないとの懸念が広がったことがきっかけだが、不動産バブルの崩壊という固有の事情も抱える。

 緊縮財政でユーロ圏全体の景気減速が続けば、スペインで不動産価格が一段と下落して銀行の不良債権も増大。銀行の救済のため、同国がユーロ圏の追加支援を余儀なくされて政府債務もさらに膨らむとの悲観論は根強く、スペインの国債利回りは持続的な財政運営が不可能とされる7%を超えた。

 G20首脳会議はリーマン・ショックの2カ月後、2008年11月に米ワシントンで初開催された。世界経済の成長持続のため、成長著しい新興国の助けが不可欠になったためだ。第3回の米ピッツバーグ会議で、G20は世界経済を議論する場として、主要国(G8)首脳会議に代わる「第1の会合」に格上げされ、以後は定期的に開かれるようになった。

 ただ、先進国と新興国で利害対立が目立つなど次第に多国間の調整の難しさも浮き彫りとなり、欧州危機をめぐっては素早く対応するG8の役割が見直されつつある。今回も「結局は欧州に自助努力を促すしかない」(国際金融筋)との見方も強いが、危機の波及を食い止めなければ、世界経済全体の失速につながりかねないだけに、金融市場の不安を沈静化する有効なメッセージを打ち出すことが求められる。


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