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国際政治・世界事情

4552チバQ:2012/06/18(月) 20:32:21
http://www.asahi.com/international/update/0618/TKY201206170443.html
2012年6月18日15時1分
ギリシャ再選挙、緊縮派2党で過半数 ユーロ離脱回避関連トピックスギリシャ総選挙

 ギリシャのやり直し総選挙(一院制、定数300)が17日投開票され、「ユーロ残留」を掲げた中道右派・新民主主義党(ND)が第1党となった。もともと大連立を組んで緊縮路線を進めてきた旧2大政党で過半数に達した。ギリシャのユーロ圏離脱や市場の混乱はひとまず避けられた。

 ギリシャ内務省の集計(開票率99.8%)によるとNDの得票率は29.7%と、「反緊縮」で躍進を続けた急進左翼進歩連合の26.9%を小差で上回った。旧2大政党の一角、中道左派・全ギリシャ社会主義運動(PASOK)は12.3%で3位につけた。

 議席数は、首位の党にあたえられるボーナスの50議席を加えてNDが129を占めると予想されている。急進左翼は71、PASOKが33という。

 NDのサマラス党首は記者会見で「国民はユーロ圏に居続けることを選んだ。欧州全体のための勝利だ」と勝利を宣言。パプリアス大統領から指示を受けて18日に組閣のための連立協議に入る。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120618-00000030-mai-int
<ギリシャ再選挙>緊縮派が勝利 ユーロ圏残留へ
毎日新聞 6月18日(月)11時39分配信

 【アテネ伊藤智永】財政緊縮策の継続か拒否かを争点に17日投票されたギリシャ議会(1院制・300議席)の再選挙は即日開票の結果、緊縮策推進派の中道右派・新民主主義党が30%弱の得票率で第1党となり、緊縮策反対派の急進左派連合を約3ポイント差で破った。新民主は18日、緊縮策を堅持する連立政権作りに着手し、20日までの政権樹立を目指す。5月6日の総選挙で政権作りに失敗して以来、1カ月半続いたギリシャ政界の混乱は当面、収まる見通しだ。

 ギリシャは緊縮策の実行を条件に欧州連合(EU)などから支援を受けている。新民主のサマラス党首は17日夜、アテネ市内で勝利宣言の記者会見を行い、「ギリシャ国民は欧州の一員として歩み、ユーロ圏に残ることを投票で示した。国として署名した緊縮策合意と債務返済を尊重する救国政権を作る」と表明した。

 新民主と連立を組むと予想されるのは緊縮策推進派で第3党(得票率12%強)の全ギリシャ社会主義運動。獲得議席は新民主129、全ギリシャ33で、両党で過半数の議席を占めている。全ギリシャのベニゼロス党首は記者会見で「ユーロ圏に残り、EUなどと緊縮策の交渉ができる政権を明日にも始めないといけない」と述べ、政権に協力するが、緊縮策見直しは避けられないとの認識を示した。新民主も緊縮策見直しの公約を掲げている。

 両党だけでは選挙前の連立政権と同じ組み合わせとなるため、新民主は第6党で穏健派の民主左派(得票率約6%、17議席)にも連立参加を呼びかけると見られる。ただし、全ギリシャと民主左派は新民主との議席差が大きく、閣外協力などの条件を付ける可能性もあり、新民主の連立協議や政権運営には不安も残る。

 一方、第2党の急進左派は首位を逃したものの、得票率を09年総選挙の4倍(17%)に伸ばした5月の選挙から、さらに10ポイント上積みした。チプラス党首は記者会見で「反緊縮策は国民の明確な指示だ。(反緊縮ならユーロ圏離脱だという)国内外からの脅しと闘って躍進できたことを誇りに思う。権威ある野党として政権を監視する」と述べた。急進左派は17日夜、アテネ市内で「勝利集会」を開き、存在感を誇示した。

 再選挙では5月の総選挙と同じ7党が議席を獲得した。新議会は28日に招集される。

 ★ギリシャ総選挙 1院制議会(定数300、任期4年)を選ぶ比例代表制選挙。12議席が全国区で、238議席が56選挙区で争われ、政党得票率に応じて議席が配分される。安定政権を樹立しやすい環境を作るため、残り50議席が第1党に「ボーナス」として上乗せされる。得票率3%未満の政党には議席が与えられない。


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