したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

4534チバQ:2012/06/16(土) 18:27:11
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120615/erp12061518360004-n1.htm
ギリシャ再選挙 一票の重責に揺れる国民
2012.6.15 18:34 (1/2ページ)

14日、ギリシャの首都アテネで、再選挙の投票を前に支持者に手を振る急進左派連合のツィプラス党首(ロイター)
 【アテネ=宮下日出男】17日に迫ったギリシャ再選挙は、いまだ出口の見えない欧州債務危機の行方を大きく左右し、世界経済にも影響を及ぼす。ギリシャ国民にとっては「ユーロ圏残留」か否かという国の将来がかかる。不安、期待、諦め…重い一票を背負う国民のさまざまな思いが交錯する。

 アテネ中心部、国会前の名所シンタグマ広場では、5月6日の総選挙で第一党を獲得しながら、政権樹立を果たせなかった緊縮派、新民主主義党(ND)がテントを構え、支持者が政策内容を盛り込んだリーフレットを配布していた。

 同党は反緊縮派の急進左派連合と激しく首位を争う。「選挙結果はまったく予測できない」と選挙活動を手伝うディミトリス・ハラヤニスさん(36)。

 欧州連合(EU)が支援の条件にした緊縮策が生活を疲弊させたとの思いは国民に強い。「緊縮を無理強いしなければ、こんなことにはならなかった。EUの失敗だ」とハラヤニスさんは切って捨てた。

 「助けてもらうなら約束は当然必要だ」。同じ緊縮派の全ギリシャ社会主義運動(PASOK)を支持する観光業、アントニス・マルデリスさん(59)はEUとの合意を守るべきだとの立場だ。

 街灯の支柱などには各政党の看板が掲げられ、売店の新聞には「再交渉でユーロ残留を」との見出しが躍る。緊縮策も緩和され、ユーロにも残れるという国民が最も望むシナリオだが、地元住民によると、この1カ月、ユーロから離脱した場合の影響を伝える報道が増えたという。国民の不安は高まり、主要銀行の最近の預金引き出し額が1日8億ユーロ(約800億円)に上るとの報道もある。

 だが、放漫財政を過去に許してきたND、PASOKへの国民の不満は強い。女性教師(23)は「NDやPASOKにいい政治はできない」と語り、急進左派連合を率いる37歳のカリスマ党首、ツィプラス氏に期待を寄せる。

 緊縮策撤回を掲げる同党が政権をとれば、ユーロ離脱は現実味を一層増す。だが、22歳の女子学生は「ツィプラスにやらせてみたらいい。ユーロ離脱までにはならないと思う。離脱しても、失うものは何もない」と屈託ない表情をみせる。

 緊縮派と反緊縮派、どちらを選択しても、国民を待つのは険しい道だ。「とても混乱して、誰に投票したらよいのかわからないの」。主婦のアンナさん(39)は漏らした。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板