したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

4526チバQ:2012/06/16(土) 18:01:24
>>4519
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2012061602000103.html
エジプト大統領選 違憲判断で同胞団窮地に
2012年6月16日 朝刊

 【カイロ=今村実】ムバラク政権の崩壊後、初となるエジプト大統領選は十六日、決選投票が始まる。十七日まで。政権崩壊直後の人民議会(国会)選が違憲との憲法裁判断が、十四日に下され、議会は解散、再選挙の可能性が高い。議会に続いて権力独占を狙った穏健派イスラム原理主義組織ムスリム同胞団は、一転して窮地に陥っている。

 投票は同胞団直系の自由公正党代表モルシ(60)、軍出身の元首相シャフィク(70)両候補の争い。五月下旬の第一回投票の得票率は、モルシ氏が25%、シャフィク氏が24%と互角で、勝敗の行方は混沌(こんとん)としている。

 ロイター通信などによると、憲法裁のスルタン長官は十四日、「裁判所の判断は議会の解散を意味する。新たな選挙が実施されなければならない」と強調した。

 同長官は、ムバラク前大統領が任命。同胞団などでは司法を利用した「軍のソフトなクーデター」(自由公正党議員)といった批判が相次ぐ。しかし、大統領選直前のタイミングで、大規模な抗議行動などの動きが取れない状況だ。

 議会解散で大量の議席を失う同胞団の人気は下降気味。憲法制定の主導権を握る構想も崩れる可能性が高い。

 モルシ氏は憲法裁の裁定を尊重する意向を示しつつ「決選投票で(前政権時代のような)不正がもしあれば、大きな革命が起きるだろう」と警告した。

 憲法裁は、同胞団などがシャフィク氏らを標的にして成立させた、旧政権幹部の公民権を停止する法律も違憲と判断。法廷闘争で完勝した形のシャフィク氏は「政治的な報復の時代は終わった。私は(政権に)戻る」と語り勢いづく。

 カイロ大のハッサン・ナファ教授は本紙に「憲法裁の裁定は投票先を決めかねていた有権者らにシャフィク氏に投票するよう後押しする形となったのでは。クーデターだ」との見方を示した。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板