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国際政治・世界事情

4504チバQ:2012/06/12(火) 19:58:20
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120612/mds12061219200006-n1.htm
シリア 全面内戦のおそれ 政府軍、ヘリ使用で攻撃強化
2012.6.12 19:19 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】内戦状態にあるシリアに展開する国連シリア監視団は11日、アサド政権側の軍が反体制派の拠点である中部ホムス近郊ラスタンやタルビセに対し、軍用ヘリコプターや砲撃による攻撃を強化しているとする声明を出した。監視団が政権側のヘリ使用を指摘したのは初めて。国連・アラブ連盟合同特使のアナン前国連事務総長による調停が機能しない中、政権側は弾圧をエスカレート、反体制派も反撃を強めており、同国は全面内戦の様相を呈しつつある。

 また米国務省のヌランド報道官は11日、政権側が北西部ラタキア郊外のハッファなどで大規模な「虐殺を計画している可能性がある」と述べた。

 国連の潘基文事務総長も同日、「(政権側の)戦術変更で暴力が強まっている」と「深刻な懸念」を表明、「流血と戦闘をすぐに停止しなければならない」と政権と反体制派双方の攻撃激化を非難する声明を出した。

 また、政権側に監視団のハッファ入りを認めるよう求めた。

 シリアでは5月にホムス近郊ホウラで市民100人超が殺害されるなど虐殺事件が相次いでいる。にもかかわらず国際社会は、シリアでの権益保持を図りたいロシアと、アサド政権打倒を目指す米欧の溝が埋まらずアナン調停に代わる具体的な行動をとれずにいる。

 こうした中、フランス通信(AFP)によると、反体制派の在外代表組織「シリア国民評議会(SNC)」のサイダ新議長は、アサド大統領に対し、副大統領に権限を移譲し退陣するよう求めた。国連などの仲介でサレハ前大統領をひとまず退陣させ当面の政治危機回避を実現したイエメンをモデルとした提案で、武力での政権打倒には必ずしもこだわらないことを示唆したといえる。

 ただ、離反兵らの反体制派武装組織「自由シリア軍」は、あくまで国連安全保障理事会の決議に基づく軍事介入を要求。SNC内にも「既存権力温存につながる」として「イエメン型」に反発する声は強く、SNCの公式見解としてまとめるのは難しい状況だ。

 政権側がヘリを使用するなどあからさまに弾圧を強めているのは、反体制派の統合が進まないことに加え、国際社会と反体制派の足並みがそろわないことを見透かしてのことだとみられている。


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