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国際政治・世界事情

4503チバQ:2012/06/12(火) 19:47:16
2762 名前:チバQ 投稿日: 2012/06/12(火) 19:46:25
http://mainichi.jp/select/news/20120612k0000m030069000c.html
ギリシャ再選挙:緊縮策推進か廃棄か 政局不安解消せず
毎日新聞 2012年06月11日 22時12分(最終更新 06月11日 22時46分)

 【ジュネーブ伊藤智永】ギリシャ議会再選挙(17日投開票)は財政緊縮策推進(中道右派・新民主主義党)か、廃棄(急進左派連合)かを問う決選投票の様相となっている。今度こそ政権はできるのか。選挙後の政局の行方を予測する。

 ◆新民主が第1党の場合

 同じ推進派の全ギリシャ社会主義運動、緊縮策「解消」を唱えながらも「再々選挙絶対阻止」の民主左派を中心に、20日までに緊縮策継続の連立政権を樹立。一連の政治危機はいったん収束する。

 新議会招集は28日なので、6月末が提出期限の116億ユーロの追加財政緊縮策は遅れるが、欧州連合(EU)・国際通貨基金(IMF)も実行が約束されれば柔軟に対応すると予想される。

 新民主が選挙中に公約した「緊縮策の2年凍結」は無理でも、2度の選挙を通じた「反緊縮」の強い民意を受けて、EU・IMFに緊縮措置の緩和を求める再交渉は避けられず、不安定な政権運営を強いられる。

 ◆急進左派が第1党の場合

「反緊縮」左派連立政権を目指すが、共産党が拒否し、民主左派は「反緊縮」強硬路線に反対なので、政権はできない。左派にこだわって組閣に失敗すると、2位の新民主に組閣権が移るため、右派・独立ギリシャ人党が30議席以上を獲得していれば、一転してこちらとの連立を模索する展開が予想される。

 本来、政治的立場を異にするはずの両党は、緊縮策廃止▽銀行国有化▽EUよりロシアとの外交関係強化−−といった主要政策で奇妙に重なり、「大衆迎合(ポピュリズム)型民族主義」という基本姿勢で共通している。ただし、政策に現実性はなく、短命政権に終わるのは必至だ。

 ◆再々選挙か実務者内閣か

 すべての組閣が失敗するか、無理な連立で政権運営がすぐに行き詰まった場合は、再々選挙もあり得る。しかし、政党も有権者も選挙への嫌気は強い。政党に見切りをつけ、昨年11月と同じ実務者内閣で乗り切りを図ろうとする動きもある。

 パパンドレウ元首相が選挙後に新党結成を準備しているとの報道は、こうした展開を示唆したものだが、国民の反発は確実で、ストやデモなど社会不安の増大も予想される。


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