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国際政治・世界事情

4448チバQ:2012/06/03(日) 21:23:05
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120603/mds12060319520005-n1.htm

エジプト、数千人座り込み…前大統領“軽い”判決に抗議、元首相事務所焼き打ちも
2012.6.3 19:51 (1/2ページ)

カイロのタハリール広場で、エジプトの前大統領ムバラク被告への終身刑判決後にデモを行う人々=2日(ロイター)
 【カイロ=大内清】昨年1〜2月の反政府デモでデモ隊への発砲を命じたとして殺人罪に問われたエジプトのムバラク前大統領(84)に求刑より軽い終身刑が言い渡されたことを受け、首都カイロ中心部タハリール広場などでは2日から3日にかけ、判決に抗議するデモ隊数千人が座り込みを行った。デモ隊と体制支持派との衝突も懸念される中、2週間後に控えた大統領選の決選投票では、今回の判決で世論の風向きがどう変化するかが鍵を握るとみられる。

 反ムバラクデモの牽引(けんいん)役となった民主化グループ「4月6日運動」は2日、判決は「新たな闘争の幕開けだ」として、抗議行動を拡大させる考えを示した。デモ隊は、捜査機関がムバラク被告側に不利な証拠を隠匿していると指摘、裁判のやり直しを求めている。

 5月の第1回投票でトップだった同国最大のイスラム原理主義組織ムスリム同胞団の傘下にある自由公正党のモルシー党首は2日夜、タハリール広場に姿をあらわし、デモ隊との共闘姿勢を鮮明にさせた。

 モルシー氏の狙いは、自身を「旧体制との戦い」のシンボルとしてアピールすることにある。同胞団が究極的に志向するイスラム法(シャリーア)による統治の是非に関する議論を棚上げし、同胞団に警戒心を抱く層の支持をも取り込みたいとの思惑があるためだ。

 決選投票でモルシー氏と争うシャフィーク元首相陣営は、今回の判決について「司法の判断を尊重する」との声明を出した。民主化勢力には、シャフィーク氏が当選した場合、ムバラク被告らに恩赦を出すのではないかとの疑念があり、2日夜には中部ファイユームなど2カ所で同氏の選挙事務所が焼き打ちされる事件も起きた。

 ただ、混乱拡大で治安が悪化すれば、事態は暫定統治を担う軍部とも関係が良好とされ、「安定の回復」を唱えるシャフィーク氏に有利に働く可能性もある。このため同氏を後押しする旧与党・国民民主党(政変後に解散)関係者ら体制支持派が、デモ隊への挑発行為に走るのではないかとの観測さえ出始めている。


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