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国際政治・世界事情

4430チバQ:2012/05/30(水) 23:27:03
http://www.yomiuri.co.jp/otona/news/20120530-OYT8T00245.htm?from=osusume
オランダ、脱「大麻観光」…南部3州、外国人の来店禁止


 専門店での大麻の販売や所持を条件付きで容認してきたオランダ政府が、外国からの「大麻観光」に歯止めをかけるため、これまでの「寛容政策」の修正に乗り出した。

 第1弾として今月から南部3州で外国人の専門店の出入りを禁止したが、経営への影響などを懸念する専門店などが抵抗している。

 「政府の決定に従うつもりはない」。ベルギー、ドイツと国境を接する南部リンブルク州の都市マーストリヒト(人口12万)で30年近く専門店を営んできたマルク・ヨーゼマンス氏(51)は憤る。

 「コーヒーショップ」と呼ばれる大麻販売が認められている専門店は市内14軒。今月に入ってほぼ全てが店を閉めている。政府の決定に抗議するためだ。1日には、専門店の経営者や、大麻を買えないことに抗議する外国人らがデモを行った。

 オランダでも日本同様、大麻の販売や所持は原則として違法だ。しかし、コカインなど依存性の高い薬物の乱用に歯止めをかけるため、1976年から専門店での1人当たりの販売量を5グラム以下に制限するなど、一定の条件下で大麻の販売や所持を処罰しない政策を続けてきた。専門店は国内に約700か所あり、日本からの客もいるという。

 政府は今年1月、大麻販売に関する規則を改正し、18歳以上なら原則誰でも利用できた専門店を国内居住者限定の会員制に改める新制度を2013年から全土で導入することを決めた。

 薬物目当てで訪れる外国人が、交通事故などのトラブルを起こし、社会問題化していることが背景にある。

 ヨーゼマンス氏によると、マーストリヒト市内にある専門店を1年間に利用する約180万人のうち、約9割はベルギー、ドイツなど近隣諸国から訪れる。新制度で認められた会員は1店舗あたり最大2000人で、専門店には、廃業に追い込まれることへの不安も強い。

 市内13店舗が加盟する業界団体の代表も務めるヨーゼマンス氏は、市長を相手取り、決定の効力を停止させるため仮処分を地元の裁判所に申し立てている。

 規制強化は、外国人や会員登録を嫌うオランダ人相手の闇市場を助長させかねないとの懸念もある。実際、南部3州で規制が強化されて以降、利用者が他地域に流れているとの情報もあり、オランダ当局は近隣諸国とも協力して国境での警備を強化している。(オランダ南部マーストリヒトで、工藤武人)


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