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国際政治・世界事情

4424チバQ:2012/05/29(火) 21:48:02
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120529/erp12052911440002-n1.htm
プーチン新政権始動 忍び寄る政治危機
2012.5.29 11:42 (1/4ページ)

【Russia_Watch】組閣を終え、クレムリンで初閣議に臨むウラジーミル・プーチン大統領(中央)。左隣はドミトリー・メドベージェフ首相、右隣はイーゴリ・シュワロフ第1副首相。12人が新任されたが、主要閣僚は留任し、期待された人員刷新には遠い陣容となった=5月21日、ロシア・首都モスクワ(ロイター)
 ロシア大統領に就任したウラジーミル・プーチン氏(59)=元大統領、前首相=の新政権が発足した。都市部にくすぶる長期政権批判に配慮して指導部が大幅に刷新されることも期待されていたが、結果的に、古参幹部が枢軸に居座る新鮮味に乏しい陣容となった。新政権が政治と経済の大胆なリベラル化に踏み出す可能性は低く、プーチン大統領が今期6年間の任期中に深刻な政治危機に見舞われるとの予測も出ている。

 ■新鮮味に乏しい陣容

 露指導部は大雑把に見て、プーチン氏に代表される保守的なシロビキ(治安・特務系機関の出身者など武闘派)と、ドミトリー・メドベージェフ前大統領(46)をはじめとするリベラル派に分類される。プーチン氏は前回大統領期(2000〜08年)、両派のバランスをとろうとしながらもシロビキに傾斜し、強権統治と経済の国家統制を推し進めた。

 今回、首相に任命されたメドベージェフ氏は、組閣に先立って大規模な内閣改造を約束。新政府では閣僚の約半数が新顔となり、第1副首相にはイーゴリ・シュワロフ氏(45)=留任、副首相(資源・エネルギー担当)にはアルカジー・ドボルコビッチ前大統領補佐官(40)とリベラル派が就いた。

 昨年12月以降のモスクワでは、数万〜10万人規模のデモが断続的に行われるなど反政権機運がじわりと高まっている。今回の組閣は一見、改革を求める都市部中産階層の声に応えているようにも映る。

 しかし、副首相7人のうち5人は前政権からの留任で、セルゲイ・ラブロフ外相(62)やアナトリー・セルジュコフ国防相(50)といった主要閣僚も残留した。新任大臣の多くは次官からの昇格で目新しさはなく、新内閣から外れた前大臣のうち5人は大統領補佐官に“横滑り”している。

 ■首相の権限は限定的

 人事の主導権を握ったのがプーチン氏であり、守旧路線が重視されたことは疑いない。新政権でのメドベージェフ氏の権限は限定的で、今後は政策決定の重心が大統領府に移るとも指摘されている。

 新政権が改革に本腰を入れない兆候はすでに出ている。国内総生産(GDP)の50%を占めるとも推定され、非効率と腐敗の温床となっている国営セクターの問題がその一つだ。


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