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国際政治・世界事情

4382チバQ:2012/05/24(木) 22:04:05
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120524/mcb1205240505018-n1.htm
エジプト大統領選、混戦必至 投票スタート 過半数割れなら来月決選 (1/2ページ)2012.5.24 05:00
 エジプトで約30年間に及んだムバラク政権が崩壊してから初となる大統領選挙の投票が23日、始まった。13人の候補者の中から、事実上初めて自由な選択を行う約5000万人の有権者の動向が注目される。

 投票は24日まで行われ、世俗派やイスラム系、前政権の高官などの候補者による混戦が予想される。過半数に達する候補者が出なかった場合、決選投票が6月16〜17日に行われ、最終結果は同月21日に公表される。

 国営紙アルアラハムの世論調査では、ムバラク政権で外相を務めた元アラブ連盟事務局長のアムル・ムーサ氏がリード。他の調査では、同国最大のイスラム原理主義組織、ムスリム同胞団元幹部のアブドルムネイム・アブールフトゥーフ氏やシャフィク元首相が有力視される。

 ムーサ氏は豊富な実務経験や国際社会との接触が海外支援を取り付ける際に、有利に働くとアピール。だが、イスラム派は同氏が裕福な高級官僚でムバラク政権の遺物だと批判する。アブールフトゥーフ氏は、超保守派のサラフィ主義者を含むイスラム勢力から世俗派まで幅広い支持を獲得している。

 昨年2月、約30年に及んだ独裁政権が終焉(しゅうえん)を迎えて以来、エジプトでは軍最高評議会が暫定政権を形作って統治を行っており、大統領選後の民政移管の意向を表明している。軍最高評議会は、安全かつ公正な選挙の実施に備え、国内外の52団体を監視団として受け入れ、約15万人の兵士を各地に配備すると発表した。

エジプトは1年超に及ぶ政情不安と少なくとも過去10年で最悪の景気後退に直面している。こうしたなか、軍部主導の暫定内閣と、イスラム系政党が多数派を占める人民議会は対立しており、国際通貨基金(IMF)に求める32億ドル(約2556億円)規模の融資を確保する上で障害となっている。

 ランデスバンク・ベルリン・インベストメントのルッツ・レーマイヤー氏は「エジプトには政治的空白が生じており、重大案件や改革に決定を下せる人物が必要だ」と指摘。大統領選は正しい方向へ進む一歩となるが、IMFの融資の確保が海外投資家の信頼を回復する上でさらに効果的だろうと述べた。

 米投資信託会社イートン・バンスのマイケル・シラミ氏は、エジプトでは今後、議会の立場を明確化し、憲法草案の作成過程で幅広い支持を取り付け、同国の財政状況と生産性改善に向け合理的な経済政策を打ち出す必要があるとの見方を示した。(ブルームバーグ Digby Lidstone、Ahmed A.Namatalla)


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