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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

4272チバQ:2012/05/09(水) 22:52:29
>>4258
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120509-00000016-jij-int
震える住民「命狙われる」=無人都市に響く銃撃音―壊滅の反体制派地区・シリア中部
時事通信 5月9日(水)5時45分配信

 【ホムス(シリア中部)時事】アサド政権による反体制派弾圧が続くシリアの中部ホムスに8日、アナン国連・アラブ連盟特使の調停案履行を監視する国連停戦監視団に同行して入った。シリア第3の都市は、反体制武装組織が拠点としたため、政府軍の総攻撃を受け、ゴーストタウンの様相を呈していた。残った市民は「最近も政権の狙撃手に何人も殺されている。いろいろしゃべりたいが、命を狙われる」と唇を恐怖で震わせた。
 かつては約200万人が住んだホムスのバーバアムル地区。反体制デモが頻繁に起き、反体制武装組織「自由シリア軍」が市民を守るために支配下に入れたため、ヘリコプターやミサイルによる攻撃で壊滅状態に陥った。現在、市内の別の地区や国内外に人々は逃れ、住民の姿はほぼ見当たらない。
 行政庁舎や銀行が入居するビルが立ち並ぶ市中心部も、大通りに人の姿はない。調停案に基づく停戦で戦闘は停止しているが、銃撃や砲撃の痕跡が生々しく残り、乾いた銃撃音が散発的に響く。
 市中心部のウータ地区では、治安関係者が近くで目を光らせる中、バーバアムル地区の家を失った22歳の大学生が恐怖を押し殺し、声を絞り出して苦境を訴えた。反体制派地区出身というだけで検問所で拘束され、1時間以上も暴力を振るわれたという。政権はビルの屋上に狙撃手を配置しており、数日前にも、射殺された人の遺体を収容するのすら困難だった。
 別の50代の男性が「バッシャール(アサド大統領)は人殺しだ」と怒りをあらわにしたところ、周りの少年たちも同調した。宗派間内戦の様相を呈する中、反体制デモを主導したイスラム教スンニ派地区は徹底的に破壊され、大統領と同じアラウィ派の地区や異なった宗派・宗教の市民が混在する地域の被害は目立たない。

4273チバQ:2012/05/09(水) 22:54:46
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120509-00000100-mai-int
<シリア>「戦時」と「平時」が混在
毎日新聞 5月9日(水)20時31分配信

 【ホムス(シリア中部)前田英司】アサド政権の武力弾圧が続くシリアでは「戦時」と「平時」が混在する。連日死者が出る中部ホムスは一部が廃虚と化したが、首都ダマスカスでは一見平穏な日々を送る住民も多い。エジプトなどで大群衆が独裁体制を打倒した「アラブの春」の熱気は感じられない。

 8日午後、国連停戦監視団に同行して訪れたホムス中心部。官庁や商店が集まり普段なら人出も多いが、警察の制圧下で人通りは皆無だ。歩道には「武装勢力の迫撃弾攻撃」(警察)で割れた窓ガラスの破片が飛び散り、未回収の生ゴミが異臭を放つ。激しい戦闘を思わせる焼け焦げた商店や車。取材中も銃声が頻繁に聞こえた。「夜間は『武装勢力』の攻撃が激化する」。警察責任者が説明した。

 裏通りで出会った男性(30)は、別の地区から約140人と逃れてきたという。反政府デモで政府軍に撃たれたといい、「恐怖の源は『武装勢力』でなく当局だ」と憤った。

 市内北部クスール地区から救急車が逃げ帰ってきた。通報を受け市民の遺体を回収に向かったが、狙撃されたという。離反兵士団体「自由シリア軍」が支配する地区だというが、誰が発砲したのか確認はできなかった。

 一方、ホムスから車で約2時間のダマスカスでは日常が続き、レストランやバーもにぎわう。住民らは「ここは安全。中部や北部の一部の地方都市が多少問題なだけだ」と判を押したような答えだ。

 反政府デモが激化するイスラム教恒例の金曜礼拝があった4日、反体制派情報を基にデモを追った。「実施中」の場所をタクシーで巡ったが行き当たらない。無人の空き地もあったが、運転手は「ここで間違いない」と断言。現場の男性は「朝からいるが、何もないぞ」と声を張り上げた。政権支持者だった。

4274チバQ:2012/05/09(水) 22:55:30
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/worldtown/CK2012050902000247.html
アンタクヤ 苦戦を物語るため息
2012年5月9日

 握手した右手は思ったよりも細く、ひんやりとした。反体制派への武力弾圧を続けるシリアのアサド政権に対し、離反兵を率いて抵抗する自由シリア軍の指導者アサアド大佐。拠点のトルコ南部アンタクヤ近郊で会った。

 屈強な護衛兵たちが周囲を固めるピリピリした雰囲気。反骨の武闘派をイメージしていたが、物腰は紳士的で、初対面の記者の質問にも、穏やかな語り口で率直に答えた。

 政府軍を離反したのは昨年六月。「政権が国民を殺害するのが我慢ならなかった」という。離反直前に政権に疑われ一週間、拘束された。徹底した取り調べの後、いったん解放された際に隣国トルコへ脱出。いずれは暗殺されると感じたという。

 一万人を超える犠牲者が出たシリア危機は先月、国連主導で停戦入りしたが、衝突が止まらない。「政権の攻撃に応戦し市民を守るのは当然だ」と語る。

 語気を強めたのは介入に及び腰の国際社会に話が及んだ時だ。「各国が立場を変えなければ、殺人政権のパートナーと同じだ」と拳で机をたたいた。

 武力闘争には反体制派内にも否定的な意見があるが、「勝利は必ず訪れる」と大佐。ただ、会話の途中で時折漏らす小さなため息を何度か耳にした。苦しい戦いと、出国から間もなく一年という長い月日の経過を物語っていた。 (今村実)


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