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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

4001名無しさん:2012/03/23(金) 19:50:09
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/03/23/20120323dde007030004000c.html
蠢くフランス:12年大統領選 乱射事件、サルコジ氏に追い風 「治安」「移民規制」強み
 【パリ宮川裕章】フランス南部トゥールーズのユダヤ人学校襲撃事件が22日、アルジェリア系フランス人のモハメド・メラ容疑者(23)射殺で収束し、4月の仏大統領選に向けて治安強化、新規受け入れ移民の半減を掲げる現職のサルコジ大統領(57)に追い風が吹き始めた。事件発生後の世論調査でサルコジ氏の支持率が上昇し、最大野党・社会党のオランド氏(57)優勢の流れが変わる可能性も出てきた。ただ、大統領は急進的なイスラム主義のウェブサイトを日常的に閲覧している者の処罰などを提案しており、イスラム教への偏見や社会の分断を招きかねないとの懸念も出ている。

 事件発生後、大統領は「国民的な悲劇に際し、選挙運動を一時中断する」と宣言し、犠牲者の追悼式に出席、21日にはユダヤ教徒、イスラム教徒の代表と会談した。さらに、立てこもり現場を視察し、捜査の最高指揮者としての存在感を国民にアピールした。

 現職としての強みを存分に見せつけるサルコジ氏に対し、社会的平等や雇用創出などを訴えるオランド氏は治安対策にうとく「傍観者になった」(仏誌ヌーベル・オプセルバトゥール)面は否めない。

 大統領選で再選を目指すサルコジ氏は「治安強化」のほか、極右政党「国民戦線」支持層への浸透を狙って「新規受け入れ移民の半減」を掲げている。事件の容疑者がアルジェリア系のイスラム過激思想の持ち主だったため、サルコジ氏に有利に働く可能性がある。

 サルコジ氏は22日、急進的なイスラム主義サイトにたびたびアクセスしたり、海外で過激主義の影響を受けフランスに帰国する者への罰則導入を検討する意向を表明。仏紙ルモンドは「表現の自由を保障する憲法に抵触する上、膨大な数のアクセスを把握するのは困難」と疑問を呈した。

 大統領選を巡り、仏メディアは支持率が低迷するサルコジ氏について「特殊な外的要因がない限り、挽回は難しい」と分析していたが、事件が「外的要因」となる可能性がある。

 世論調査会社CSAの大統領選第1回投票(4月22日)の支持率調査によると、3月12日時点ではサルコジ、オランド両氏が28%で並んでいたが、事件後の19、20日の調査ではサルコジ氏が支持率を30%へと2ポイント伸ばした。

毎日新聞 2012年3月23日 東京夕刊

4002名無しさん:2012/03/23(金) 20:22:56
http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2867190/8685612?ctm_campaign=txt_topics
連続銃撃事件、フランス社会に衝撃 大統領選にも影響
2012年03月23日 07:50 発信地:トゥールーズ/フランス
【3月23日 AFP】フランス南西部トゥールーズ(Toulouse)周辺で仏軍兵士やユダヤ人学校の生徒ら7人が殺害された連続銃撃事件のモハメド・メラ(Mohamed Merah)容疑者(23)が、32時間も自宅に立てこもった末に突入した警察の特殊部隊に殺害されたことは、西ヨーロッパで最もユダヤ人とイスラム教徒が多いフランスに大きな衝撃を与えた。

 4〜5月に投票が行われる仏大統領選に向けた選挙戦の中で、社会の不寛容さと治安の悪化への疑問が持ち上がっている。事件を受けて一時止まっていた選挙運動を再開したニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領はストラスブール(Strasbourg)で、「このような犯罪は狂信的なモンスターの仕業だ」と述べた。

 これに先立ち同大統領はテレビ演説で、ジハード(イスラム聖戦)関連のウェブサイトを頻繁に閲覧する人に対して法的措置をとることを含め、過激派の取り締まりを強化する方針を示していた。

■「復讐と抗議」の犯行

 パリ検察で対テロ捜査を指揮するフランソワ・モラン(Francois Molins)主任検察官は、メラ容疑者が、殺されたパレスチナ人のために復讐するとともに、フランスがアフガニスタンに軍を派遣し、イスラム教徒の女性に顔を隠すベールの着用を禁止したことに抗議するために7人を殺害したと認めたことを明らかにした。

 さらにモラン主任検察官は、メラ容疑者が、アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)と関係があるイスラム武装勢力の潜伏地として知られるパキスタンのワジリスタン(Waziristan)地域で、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)から訓練を受けたとも話していたという。

 アルカイダ系のJund al-Khilafahというグループはウェブサイトで、「このフランス人はシオニストの十字軍の基礎を揺るがす作戦を実行した。われわれがこれらの作戦を実行した」「(イスラエルの)罪が、罰を免れることはない」などとする声明を発表し、メラ容疑者が起こした一連の事件への関与を認めた。

 米民間情報機関SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)によると、Jund al-Khilafahはアフガニスタンやカザフスタンでの攻撃で犯行声明を出したことがある。

■犯行時の動画が存在

 モラン主任検察官は22日、メラ容疑者が7人を殺害したとき、胸にくくりつけたビデオカメラで動画を撮影しており、この動画を見たことも明らかにした。11日の最初の事件では、殺害された空挺部隊員に「おまえは俺の兄弟たちを殺した。今度は俺がお前を殺してやる」と言って2発の銃弾を放ったという。

 トゥールーズ近郊のモントバン(Montauban)で起きた15日の事件では、兵士2人を撃った後、「アッラーフ・アクバル(神は偉大なり)!」と叫びながらスクーターでその場を離れたという。19日はヘルメットをかぶり、スクーターでトゥールーズのユダヤ人学校に乗りつけて、教師1人と子供3人を殺害した。(c)AFP/Remy Bellon and Laurent Lozano


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