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国際政治・世界事情

3916チバQ:2012/03/03(土) 10:20:24
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/120303/mcb1203030503011-n1.htm
「プーチン大統領」で動かず あす投開票、変化や改革恐れる民衆 (1/2ページ)2012.3.3 05:00
 4日に行われるロシア大統領選の第1回投票で、プーチン首相が対立候補のジュガーノフ共産党委員長を破り、勝利を収める見通しだ。

 同首相は先月中旬、シベリア中心に位置するロシア第3の都市ノボシビルスクや極東のハバロフスク地方を遊説し、中核地域での支持固めに尽力。世論調査ではプーチン氏へ投票するとの回答が66%を超えており、決選投票回避に必要な過半数を獲得するとみられる。

 ノボシビルスクでソフトウエア会社を共同経営するビヤチェスラフ・アナニエフ氏(47)は、昨年12月の下院選挙でプーチン氏が党首を務める与党統一ロシアに投票せず、同選挙で不正が行われたとして反政府デモを展開した何万人もの抗議者に理解を示すが、4日の選挙ではプーチン氏に投票するという。「大統領選は抗議票を投じる場ではない」とし、「ロシアは中央集権型で、議会でなく指導者次第だ」と述べた。

 独立系調査機関レバダ・センターが2月17〜20日、1600人の有権者を対象に行った世論調査では、プーチン氏の支持率は66%、対抗するジュガーノフ委員長は15%だった。同センターのディレクター、レブ・グドコフ氏は、プーチン氏の支持者は中小規模の市町村に集中していると説明する。

 モスクワでは反プーチンのプラカードを手に抗議活動が行われているが、大多数の有権者は、政府の支出を2018年までに4兆8000億ルーブル(約13兆3900億円)まで引き上げるというプーチン氏の選挙公約に引き寄せられたとみられる。
 カーネギー・モスクワ・センターの研究員、ニコライ・ペトロフ氏は、プーチン氏支持者を「恩恵を与える絶対的指導者を好み、変化を期待せず、現状維持を求める人々」と分析。「投票率は伝統的に地方が高く、反プーチン派が集中する大都市の投票率は通常、地方より低い」と指摘する。

 ハバロフスク地方の軍需産業都市コムリモリスク・ナ・アムーレで国有の戦闘機工場に勤める8歳児の母親、タチアナ・ビノクロフさん(32)は、社会福祉政策面でプーチン氏を支持。第2子出産で約1万2000ドル(約97万5000円)の一時給付金、第3子では土地が与えられると述べた。

 プーチン氏は国防費の増加で軍人の支持も得ている。ロシア空軍に所属するアレクサンダー・ソロビエフ氏の年収は、昨年の3万4000ルーブルから7万9000ルーブルに上がった。同氏は「誰が大統領かを除き、それ以外の面で変化を求めるべきだ」と語る。

 政治コンサルティング会社を経営するグレブ・パブロフスキ氏は「人々がプーチン氏に投票する主な理由は、他の選択肢がないからだ」と指摘。「同氏の主要支持者は非常に多岐にわたる。変化を恐れる人、改革を恐れる人、失業を恐れる人、さまざまな恐怖症を抱えた人々の集合体だ」との見方を示した。(ブルームバーグ Ilya Arkhipov)


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