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国際政治・世界事情

3907チバQ:2012/03/01(木) 23:37:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120301/asi12030118490001-n1.htm
きょうイラン議会選 保守派内の権力闘争激化 大統領派劣勢か
2012.3.1 18:48 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】イラン国会(定数290)議員選が2日、行われる。アフマディネジャド大統領が再選を決めたものの不正が取り沙汰され、抗議デモが拡大した2009年の大統領選以来となる国政選挙。デモ後の弾圧で弱体化した改革派は今選挙への不参加を表明していることから、事実上、保守派内の大統領派と、最高指導者ハメネイ師に近い反大統領派との争いとなる見通しだ。

 劣勢が伝えられる大統領派が大きく議席を減らせば、アフマディネジャド政権は任期切れの来年夏までレームダック(死に体)化し、核開発問題をめぐる米欧との外交にも影響する可能性がある。

 アフマディネジャド大統領とハメネイ師は09年の大統領選では共闘関係にあったが、その後は関係が悪化。昨年4月には大統領が、ハメネイ師に近い閣僚を更迭しようとしたのをハメネイ師に拒否されたことから、閣議に欠席して抗議するという一幕もあった。

 イランのメディア関係者は「大統領はここのところ、イスラムをイランの歴史の一部として扱った発言が目立つようになっている」と指摘、これは「イスラム法学者による統治」を国是とする現体制の頂点にあるハメネイ師ら保守的な宗教勢力には受け入れがたい考え方だと分析する。

 ハメネイ師は昨年10月、大統領制廃止の可能性に言及、大統領側を強く牽制(けんせい)した。さらに、イランの核兵器開発疑惑をめぐる国際社会からの制裁の影響で、経済が大きな打撃を受けていることも、大統領派にとっては不利な材料だ。

 ハメネイ師に近いラリジャニ国会議長が仕切る国会では反大統領派を中心に、政権の経済運営失敗の責任を問う声が強まっている。

 核問題をめぐっては、「平和利用目的の核開発は当然の権利」とする点で両派に大きな違いはない。むしろ反大統領派の方が対米欧で強硬だともされるだけに、大統領派の退潮が顕著になれば、イランの外交姿勢がいっそう硬直化する可能性もある。


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