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国際政治・世界事情

3906チバQ:2012/03/01(木) 23:36:51
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120301-00000078-mai-int
<イラン>国会議員選 保守派が圧勝へ
毎日新聞 3月1日(木)19時46分配信

 【テヘラン鵜塚健】イランの国会議員選挙が2日、投開票される。核開発問題で米欧諸国と対立し、経済制裁による封じ込めが進む中での国政選挙となる。国際社会との融和を探る「改革派」が退潮し、政府の強硬路線を支える「保守派」が圧勝するのは確実だ。保守派内の対立で、対外的により強硬な反大統領派が議席を伸ばす可能性があり、核問題の進展が一層難しくなりそうな情勢だ。

 国会(定数290)議員選挙は4年に1度実施される。アフマディネジャド大統領が再選された09年6月の大統領選で、開票結果を巡る「改革派」の大規模デモが起きて以降、初めての国政選挙だ。当初5000人以上が立候補を届け出たが、イスラム法学者らによる護憲評議会の審査を経て、3444人の立候補が認められた。

 政府は大統領選以降、改革派を厳しく弾圧し、指導者のムサビ元首相らは今も自宅軟禁下にある。改革派の主要グループは「公正な選挙は望めない」として不参加を宣言し、現有の約50議席をさらに減らす見通しだ。

 保守派内では10年以降、最高指導者ハメネイ師と大統領の対立が表面化。大統領の経済政策や強引な閣僚人事を巡り、ハメネイ師支持のラリジャニ国会議長らが批判を強める。

 現在、大統領派は60議席程度とされるが、イランの政治外交評論家モラゼヒ氏は「宗教界や革命防衛隊の力が相対的に増し、大統領の影響力は低下するばかりだ」と語り、選挙での大統領派の議席減を予測する。

 核開発については「すべて平和利用が目的だ」との政府の説明に対し、各候補とも相違はなく、選挙の争点にもなっていない。だが宗教界に近い反大統領派の影響力が増せば、「核問題での政策転換がより困難になるのは確実だ」とモラゼヒ氏は語る。「核問題」は国民の不満を外部にそらし、イスラム指導体制の引き締めを図る不可欠な手段でもあるからだ。

 国際社会での孤立や国内経済悪化を受け、イラン指導部は「体制崩壊の危機感を確実に強めている」(外交筋)とされる。このため、より多くの国民の参加で選挙を成功させることは「(国民の支持を得た)体制の正統性」を内外にアピールする絶好の機会となる。

 ハメネイ師は先月29日、テヘランで「選挙では高い投票率が出るだろう。傲慢な敵国はイラン国民からしっぺ返しを受ける」と語り、米欧をけん制した。


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