したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

3902チバQ:2012/02/28(火) 23:46:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120228/erp12022820480007-n1.htm
ドイツのメルケル政権「絶対多数」失う ギリシャ支援議会承認で
2012.2.28 20:44 (1/2ページ)

ドイツ連邦議会でギリシャの第2次支援策について採決するメルケル首相と議員ら(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】ドイツ連邦議会(下院)は27日、欧州連合(EU)がまとめた総額1300億ユーロ(約14兆円)のギリシャ向け第2次支援策実施について、賛成多数で承認した。だが、連立与党から造反が相次ぎ、欧州債務危機の対応をめぐる採決では初めて「絶対多数」を割り込んだ。国内では一層の負担増に反発は強まっており、危機対応のカギを握るメルケル首相のかじ取りにも影響を与えかねない。

 採決では、主要野党の多くが支持に回り、ギリシャ支援は賛成496、反対90、棄権5の大差で承認された。620議席中330議席を占める連立与党では304人が賛成する一方、反対が17人、棄権が3人に上り、6人が欠席した。

 結果的に連立与党だけで出席議員の過半数は獲得したので、野党の賛成がなくとも承認できたことにはなるが、全議席の過半数である「絶対多数」の311には届かなかった。

 重要案件で絶対多数に届かないのは歴代政権でも異例で、メルケル政権も2010年のギリシャ第1次支援の承認以降、過去6回の危機対応関連の採決では常に絶対多数を確保してきた。造反数も、昨年9月の欧州金融安定化基金(EFSF)強化策の採決で与党から出た15を上回り、求心力低下を浮き彫りにした。

 メルケル首相はギリシャ再生について「百パーセントの保証はない」としながらも、ギリシャ支援がイタリアなどへの危機波及の回避に必要だと訴えた。

 26日に独紙ビルトが報じた世論調査では、第2次支援への反対が昨秋から約10ポイント増の62%になった。フリードリヒ内相が「ギリシャは通貨連合から外れた方が再生の機会は大きい」と述べるなど、閣内からも公然と不満が出ている。

 政権は危機対応手続きを迅速化させるため、本会議や予算委員会に代わって特別委員会に議会承認を委ねる措置を導入する予定だったが、独連邦憲法裁判所は28日、独憲法に抵触すると判断した。今後ドイツが追加支出するのは一層困難になりそうだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板