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国際政治・世界事情

3885チバQ:2012/02/24(金) 21:54:57
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120224/mds12022420440004-n1.htm
政治決着へ包囲網強化 「シリアの友人」会合、内戦回避に全力
2012.2.24 20:43 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】有志国でシリア情勢を協議する「シリアの友人」会合が24日、チュニジアの首都チュニスで開かれる。シリア西部ホムスなどへの砲撃を続けるバッシャール・アサド政権に対し、即時の攻撃停止と、市民への人道支援のための国連や援助機関の受け入れなどを迫る見通し。本格的な内戦への発展も懸念される中、混乱を最小限に抑えた政治決着を目指す米欧は、「シリア包囲網」を強化することでアサド大統領への退陣圧力を強めたい考えだ。

 シリア情勢では、アラブ連盟が1月、アサド大統領からシャラ副大統領への権限移譲を軸とする事態収拾案を提示。国連安全保障理事会は2月、同案に沿った対シリア決議案採択を目指したが、シリアと関係が深いロシアと中国の拒否権行使により頓挫した。

 今回の会合は、安保理外での枠組みとしてフランスやトルコが提唱したもので、クリントン米国務長官やジュペ仏外相のほか、アラブ諸国の外相級が出席、参加国は60カ国以上に上った。ロシアと中国は参加しなかった。

 ロイター通信などによると、会合では、シリアの在外反体制派組織「シリア国民評議会(SNC)」を「平和的な民主化変革を求めるシリア人の正当な代表」と位置づけることも検討される。

 これは、昨年のリビア内戦で、国際社会が反体制派をまず「正当な対話相手」と位置づけ、その後、カダフィ政権に代わる「正統な代表機関」に格上げした例を念頭に置いた表現とみられる。

 ただ米欧には、国内基盤が脆弱(ぜいじゃく)で、組織的に一枚岩になれていない反体制派への全面支援にはためらいもある。性急に承認に動けば、結果的にアサド政権への武装闘争を展開する離反兵らの反体制派武装組織「自由シリア軍」や一部のSNC幹部が主張する軍事介入路線に引きずられ、本格的な内戦を招く危険性がつきまとうためだ。

 クリントン長官は23日、中露の反対で安保理が機能しない現状では、「反体制派はいずれ自ら武装し、より攻撃的な手段に訴えるだろう」と懸念を表明した。

 一方、国連人権理事会の国際調査委員会は23日、昨年3月の反政府デモ発生から今月15日までのシリアでの死者が8079人に達したとする報告書を公表した。


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