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国際政治・世界事情

3860チバQ:2012/02/18(土) 21:38:26
http://mainichi.jp/select/world/news/20120216dde007030062000c.html
パパ、どうしてドイツは…:多文化社会のスケッチ/3 幼稚園、豚のハム禁止
 ◇5人に1人が外国人
 「パパ、どうしてハムを食べちゃダメなの?」

 5歳の娘、夏海(なつみ)が通う幼稚園では毎週月曜、親が交代で園児約20人分の朝食を用意する。だがトルコ系など豚肉を食べないイスラム教徒の子もおり、先生が「豚のハムは遠慮を」と通達を出してきた。ハムが好物の娘にこの背景を説明するのは難しい。

 欧州一の経済大国ドイツには多くの外国人が集まる。人口約8200万人のうち外国人やその子孫は約1600万人。5人に1人の割合だ。ベルリンなど大都市ではさらに割合は高く、娘が入学予定の公立小学校の説明会では、事務担当の女性が「うちの学校は移民が4割。でも皆うまく溶け込んでいます」と話す。確かに説明会ではトルコ系やアラブ系の親を多く見かけた。

 ドイツ(西独)は高度成長期の1960年代以降、労働力として移民を積極的に受け入れた。トルコ系が最多で現在約300万人が暮らす。極右ネオナチによるトルコ人殺害など根強い差別も残るが、大半はうまく共存し、トルコ人とドイツ人のカップルを描いた映画などもヒットしている。

 しかし、独連邦統計局によると、トルコ系は3人以上の子を産む母の割合がドイツ人に比べて高い。「トルコ人は出生率の高さで、やがてドイツを征服する」と論じたザラツィン・元ドイツ連邦銀行理事の著書「ドイツが消える」(10年)が130万部のベストセラーになるなど、愛憎は複雑だ。

 トルコは今、欧州連合(EU)加盟を目指すが、EUはなかなか首を縦に振らない。女性の人権保護が不十分などの理由だが、知人のトルコ人男性(45)は冗談とも本気ともつかぬ顔で笑う。「EUなんか入る必要ないよ。時間がたてばもっと子孫が増え、そのうちドイツはトルコ人の国になるんだから」【ベルリン篠田航一】=つづく

毎日新聞 2012年2月16日 東京夕刊


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