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国際政治・世界事情

3859チバQ:2012/02/18(土) 21:38:03
http://mainichi.jp/select/world/news/20120215dde007030056000c.html
パパ、どうしてドイツは…:多文化社会のスケッチ/2 同性愛者の聖地
 ◇「寛容さ」の教育徹底
 「パパ、どうして男の人同士でチューしてるの?」。5歳の娘、夏海(なつみ)と軽食屋台に並んでいたら、その列の目の前で若い男性カップルが濃厚なキスをしていた。現地の幼稚園に通って半年。交友関係の中で、男女の違いを徐々に認識し始めた娘は、日本ではあまり見ない光景に驚いたようだ。

 ベルリンは同性愛者の聖地と言われる。愛し合う同性同士の写真や肖像画を展示した「ゲイ博物館」もあり、年間1万人が訪れる。同性愛者が多く住むノレンドルフ広場近くを歩けば、七色の虹の旗を掲げる家や商店が目に付く。「多様性」を表す同性愛者のシンボルだ。

 旗のある洋服店に入ってみると、筋骨隆々の店主シュルツさん(45)が「俺もゲイだけど、(東西分断など)複雑な歴史を持つベルリンは多くの価値観を受け入れるごった煮の街だ。ゲイには最高だよ」と話し、「君も今度、集会に来なよ」と連絡先を書いた紙をくれた。ベルリンにはゲイカップル専用のホテルもある。

 ドイツはウェスターウェレ外相やウォーウェライト・ベルリン市長も同性愛者。この市長の下、ベルリンの公立小学校は授業で「自らと違う」立場に寛容になることを教え、同性愛に偏見を持たない教育を続けている。

 性への「寛容さ」は異性でも同じだ。売春が合法のドイツでは、車体に巨大な風俗産業の広告を描いたバスが白昼堂々、市内を走っている。

 娘が小学校入学前に必要な予防接種を受けるため病院に行ったら、日本では選択制のB型肝炎予防接種を強く勧められた。40代の女医さんははっきり言う。「この子もあと10年したらセックスします。それが現実。その時に備え、感染症リスクを減らすのは親の仕事です」。未就学児を前に性の話にズバリ切り込む。ドイツ流は明快だが、まだ慣れない。【ベルリン篠田航一】=つづく

毎日新聞 2012年2月15日 東京夕刊


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