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国際政治・世界事情

3797チバQ:2012/02/05(日) 22:24:55
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120205-00000021-mai-int
<露大統領選>政権の正当性焦点 逃げ切り図るプーチン氏
毎日新聞 2月5日(日)12時12分配信


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3月4日投票のロシア大統領選で復帰を目指すプーチン首相=藤井太郎撮影

 【モスクワ田中洋之】ロシア大統領選(3月4日投票)を1カ月後に控え、プーチン首相は反政府デモのうねりにさらされながらも「逃げ切り」で大統領復帰を果たす構えをみせている。だが昨年12月の下院選で浮上した不正疑惑は解消されないままで、プーチン氏にとっては大統領選で政権の「正当性」を確保できるかが大きな課題となっている。

 プーチン首相は1日、選挙監視員候補との会合で「決選投票の準備はできている。恐れることはない」と話し、第1回投票で過半数に届かない可能性に初めて言及した。一方で「(決選投票は)政局の不安定化につながる」と指摘し、あくまで“一発当選”を目指す考えを示した。4日にモスクワ中心部で行われたプーチン支持派の集会では参加者が「ロシアの安定を守れるのはプーチン氏だけだ」と気勢を上げた。

 ロシアの世論調査機関「世論基金」が1月28、29日に実施した調査によると、大統領選でのプーチン氏の支持率は46%。下院選直後の42%から持ち直している。これとは別の「全ロシア世論調査センター」の最新調査では、プーチン氏の支持率は52%と過半数に。政権側が下院選後、地方首長の公選制復活や政党登録条件緩和など一定の政治改革の道筋を示したことがプラスに影響しているようだ。

 大統領候補5人のうち「政権を担えるのはプーチン氏以外にない」という消極的支持もある。ジュガーノフ、ジリノフスキー、ミロノフの3氏は「万年野党の古い政治家」とみなされており、唯一の新顔、プロホロフ氏も新興財閥として国民の拒否反応が強い。民間世論調査機関「レバダセンター」の1月下旬の調査によるとプーチン氏の支持率は37%だが、「大統領になるのはプーチン氏」と考える人は78%に上った。

 プーチン首相は1日の会合で、「大統領選は公正かつオープンに行われ、結果は客観的なものになる」と強調した。投票所へのウェブカメラ設置や透明な投票箱の導入を打ち出し、下院選の不正疑惑が大統領選に波及しないよう配慮している。下院選では特に地方で与党「統一ロシア」を利するための露骨な選挙違反が目立ったが、ボロージン大統領府副長官は今回、地方首長に不正を戒める通達を出したとされる。

 しかし、政権側が下院選で批判を浴びたチューロフ中央選管委員長を留任させたことで、国民の多くが選管への信頼を失っている。リベラル系野党ヤブロコのヤブリンスキー前代表が有権者200万人の署名を集めたにもかかわらず、選管が名簿の不備を理由に大統領選への立候補を却下したことへの反発も根強い。レバダセンターの世論調査によると、大統領選が「公正に行われる」と答えた人は49%にとどまった。大統領選で不正行為が相次ぐ事態になれば、プーチン氏が当選しても「正当性」が揺らぐのは避けられない。


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