したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

3796チバQ:2012/02/05(日) 21:23:50
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120205/erp12020520400008-n1.htm
ギリシャ実務家政権に「政治の壁」 選挙控え連立与党が距離 
2012.2.5 20:36 (1/2ページ)

ギリシャの首都アテネで話すベニゼロス財務相=2012年2月4日(ロイター)
 【ベルリン=宮下日出男】財政危機に陥ったギリシャに対する第2次支援策に向けた協議が難航している。支援の条件として欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)が求める追加の財政緊縮策に、パパデモス政権の連立与党が難色を示しているためだ。総選挙が4月にも見込まれる中、各党がテクノクラート出身の首相と距離を取り始めたことが背景にある。

 ベニゼロス財務相は4日、ユーロ圏の財務相と電話会談後、「われわれは剣が峰に立たされている」と危機感をあらわにし、与党3党に向けて「指導者たちの決断と約束が必要なときだ」と訴えた。

 ギリシャは、無秩序なデフォルト(債務不履行)を回避するため第2次支援を必要としており、その前提となる民間との債権放棄交渉を進めると同時にEUなどと支援実施に向けた協議を行っている。だが、財政安定化に支援策だけでは不十分とされ、緊縮策が求められている。必要な緊縮策の規模は20億ユーロ(約2010億円)とされ、政府は国防費や社会保障費の削減を検討。競争力強化のため最低賃金の引き下げも要求されている。

 相次ぐ緊縮策に国民の反発が強まる中、連立与党内では、世論調査で優位に立つ新民主主義党が最低賃金引き下げに強く反対し、党内の一部で連立離脱を求める声が上がる。全ギリシャ社会主義運動(PASOK)でも異論は強く、同党員のベニゼロス財務相には「自分の政治的将来」(ユーロ圏当局者)を優先させているのではないかとの視線も向けられている。

 パパデモス首相は5日に与党各党党首と会談するが、緊縮策への合意を得られるかは不透明。首相は説得できなければ、辞任すると述べたとも伝えられる。欧州中央銀行(ECB)前副総裁の首相は実務家としての手腕が期待されたが、政府内では「(意見がまとまらない)責任は政治家にある」との声が漏れる。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板