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国際政治・世界事情

3790チバQ:2012/02/04(土) 22:26:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120128-00000014-mai-int
<リビア>親カダフィ派健在 一部都市で自治宣言
毎日新聞 1月28日(土)11時0分配信


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リビア

 【カイロ和田浩明】北アフリカのリビアでカダフィ独裁体制の崩壊から約5カ月が経過したが、政府系部隊を実力排除した親カダフィ派の都市が25日には事実上の「自治宣言」をするなど、混乱が続いている。暫定統治機構「国民評議会」が予定していた選挙法案発表も、21日に起きた抗議活動で延期され、民主体制への移行は停滞。国際人権団体からは捕虜の拷問で批判されており、前途は多難だ。

 ロイター通信などによると、首都トリポリ南東約150キロのバニワリードで、23日に武装住民が評議会系部隊を排除、双方に12人の死者が出た。25日には有力部族幹部による「自治委員会」が結成され、ジュワリ国防相もこれを受け入れたという。

 バニワリードは親カダフィ派の拠点で、昨年8月のトリポリ陥落後、最高指導者だったカダフィ大佐が昨年10月、反体制派に殺害される直前まで抵抗を続けた。

 国民評議会は、昨年2月に始まった騒乱後に各地で組織された民兵組織の国軍への統合を目指すが進展していない。

 政治民主化も遅れている。21日にはベンガジの評議会本部に抗議デモ隊が乱入し、カダフィ政権関係者の排除や意思決定過程の透明化を求めた。アブドルジャリル議長は半年後に予定される暫定議会の選挙法案を発表予定だったが、延期に追い込まれた。

 国民評議会には、カダフィ派捕虜の取り扱いに対しても批判が集まっている。26日には国際人権団体「アムネスティ・インターナショナル」が「拷問や虐待が行われ、死者も出ている」と批判。「国境なき医師団」も北西部ミスラタで収監者の拷問を継続するため治療を行わされたとして、刑務所での活動中止を発表した。

 さらに、騒乱中の混乱で軍施設から持ち出された武器弾薬類が、ナイジェリアのイスラム過激派「ボコハラム」や国際テロ組織「アルカイダ」に渡った可能性を指摘する国連報告もある。

 いずれも国民評議会の統治能力に対する疑問を深める事例で、民主化への行程は不透明さを増している。


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