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国際政治・世界事情

3780チバQ:2012/02/01(水) 22:52:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120201/mds12020120250006-n1.htm
中露、拒否権行使鮮明に リビアの二の舞避けたい
2012.2.1 20:23 (1/2ページ)[政変・反政府デモ]

1月31日の国連安全保障理事会の協議に出席し、ライス米国連大使(左)から耳打ちを受けるクリントン米国務長官(ロイター)
 【ニューヨーク=黒沢潤】国連安全保障理事会は1月31日、反政府デモへの弾圧が続くシリア問題を協議した。米欧理事国がアサド大統領退陣などを求める決議案の早期採択を訴えたのに対し、中国とロシアは拒否権行使の姿勢を鮮明にした。中露には、昨年3月、リビアへの軍事介入に道を開いた安保理決議で欧米に譲歩した結果、カダフィ政権崩壊を招いたという“苦い経験”があり、リビアの「二の舞い」は避けたいとの思惑がある。

 会合にはクリントン米国務長官、ヘイグ英外相、ジュペ仏外相ら、米欧理事国から軒並み閣僚級が出席した。アラブ連盟(本部・カイロ)からも、アラビ事務局長が参加するなど、「(安保理協議の)形勢を一変させる好機」(国連外交筋)となる中、中露両国に圧力をかける狙いがあった。

 これに対し、ロシアのチュルキン国連大使は「国際社会は(シリア情勢を)悪化させるべきではない」と強調、決議案に断固反対する姿勢を示した。中国の李保東大使も「(決議採択は)事態を複雑化させるだけだ」と、米欧理事国を強く牽(けん)制(せい)した。

 中露両国にとって、米英などによる本格空爆に道を開いた3月の対リビア決議は「あしき前例」(国連外交筋)だ。ロシアは軍事的、また、経済権益維持の観点からシリア政府が完全に崩壊する事態を望んでいない。

 クリントン米国務長官はこうした状況も踏まえ、「一部の国には、安保理が『もう一つのリビア』に向かっているとの懸念もあるようだが、間違った比較だ。シリア(とリビア)は違った状況にある」と強調し、軍事介入をしない姿勢を示すとともに、ロシアに態度軟化を呼びかけた。

 ヘイグ英外相も「アラブ諸国が安保理に『後ろ盾』になってほしいと言っているのだ」と述べ、中露に決議採択への同調を求めた。

 米欧と中露の間では、1月22日にアラブ連盟が採択した決議を「安保理が最大限支持する」という文言の是非などをめぐり交渉が行われている。安保理では1日も大使級会合が開かれ、協議が続けられる。


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