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国際政治・世界事情

3771チバQ:2012/01/30(月) 21:41:58
■「友人」気取るロシア批判/ウォールストリート・ジャーナル(米国)

 「バッシャール・アサドは寂しさを感じているが、まだ十分ではない」

 24日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル社説は、アラブ連盟がシリアのアサド大統領に退陣要求を突きつけたことに、ロシアが「友人」を気取っていると切り捨て、国民を弾圧する政権への武器供与にも関与するロシア政府を厳しく批判した。

 社説は過去10カ月で、アサド政権が「5400人以上の人々を殺害し、平和的な抗議活動を事実上の内戦に変えた」と指摘。それでもロシアが国際社会の退陣圧力を無視し、シリア擁護を続けていると断罪する。

 社説によると、ロシアのラブロフ外相は安保理でシリア制裁を議題にすることにも反対を表明し、市民弾圧にも使用されかねない武器供与にも言及した。

 露有力紙コメルサントによると、ロシアはシリアへの軍用機36機売却で合意。ロシアの空母が今月上旬にシリアに寄港し、数トン規模の武器や弾薬をシリアに受け渡したとの報道もある。

 孤立無援と思われた状況での支援は心強い。社説はアラブ連盟の退陣勧告をアサド政権が「内政干渉」と突っぱねたことにも触れ、ロシアの支援が「(アサド政権を)平和的に退陣させることを困難にしている」と批判した。

 また、社説はロシアがシリアに肩入れする理由について「旧ソ連のお気に入りの独裁者」だったアサド大統領の父、ハフェズ・アサド前大統領の存在を挙げ、強権的な政治手法では共通するプーチン露首相が、アサド大統領を「見捨てはしない」と分析する。

 プーチン首相自身、昨年12月、ロシア全土で反政権デモにさらされた際は、欧米諸国の“策謀”と非難。こうした体験がアサド政権への「信義」を生んでいるとの見方も示している。(ワシントン 犬塚陽介)


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