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国際政治・世界事情

3767チバQ:2012/01/30(月) 12:41:28
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2012/01/29/20120129ddm007030175000c.html
シリア:和平監視団、活動凍結 極度の治安悪化で
 【カイロ和田浩明】シリアに和平監視団を派遣しているアラブ連盟は28日、治安情勢が極度に悪化していることを理由に、和平監視団の活動を凍結したと発表した。アラビ事務局長は声明で、アサド政権が武力弾圧を強化し「連盟が提示した和平案の義務に完全に違反している」と厳しく批判した。監視団の活動は2月下旬までだったが、連盟の協議で再検討するといい、弾圧抑制で具体的成果がないまま引き揚げになる可能性も出てきた。

 ◇反体制派「3日で111人死亡」
 反体制派団体「地域調整委員会」などによると、武力弾圧や当局と離反兵士集団の衝突は28日も続き、この日までの3日間で少なくとも111人が死亡したという。

 シリアの首都ダマスカスの監視団現地本部幹部によると、団員は現在約100人。24日には、弾圧継続に反発したサウジアラビアなどペルシャ湾岸諸国が約50人の団員を引き揚げたばかりだ。

 監視団は昨年12月下旬に派遣されたが、その後も暴力行為は収まらず、派遣後だけで370人以上が死亡したとする反体制派団体もある。昨年3月に中東の民主化運動「アラブの春」の影響で騒乱が本格化して以来の死者は、国連推計で約5400人に達している。

 地域調整委員会によると、この数日の弾圧や衝突は、中部ホムス、ハマ両県や北部イドリブ県で激化。戦域は離反兵士団体「自由シリア軍」の活動が活発なダマスカス近郊にまで及んでいる。

 ホムス県の20代の反体制派男性は毎日新聞の電話取材に対し、26日夜にホムス市の複数地点を当局側が攻撃し、東部カルム・ザイトゥン地区では「子ども7人を含む一家10人が死亡した」と証言した。男性によると「負傷者も多いが軍・治安部隊が展開しており、病院にいけない」という。

 弾圧強化について、地域調整委員会のアドルビー氏は「国連安全保障理事会でシリア非難決議が採択される前に、反体制派を抑え込もうとしているのではないか」との見方を示した。政権側は「武装テロ集団」が市民や治安要員を殺傷しているとの主張を崩しておらず、暴力が沈静化する見通しはない。

毎日新聞 2012年1月29日 東京朝刊


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