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国際政治・世界事情

358とはずがたり:2008/06/22(日) 14:32:21
EU首脳会議:批准否決のアイルランドに猶予期間
http://mainichi.jp/select/world/europe/news/20080620k0000e030019000c.html

 【ブリュッセル福島良典】欧州連合(EU、加盟27カ国)の首脳会議が19日、ブリュッセルで始まり、アイルランド国民投票での新基本条約「リスボン条約」の批准否決を踏まえ、今後の対応を協議した。加盟国首脳はアイルランド政府に対策を検討するための猶予期間を与えることで合意した。だが、条約救済の具体的な道筋は明示されず、当面、綱渡りのEU運営が続く見通しとなった。

 議長国スロベニアのヤンシャ首相は記者会見で、10月の次回首脳会議で収拾策を協議するとの見通しを示したが、アイルランドが解決策を提示する「期限は設定しない」と述べた。今年後半の議長国フランスのサルコジ大統領は来月、アイルランドを訪れ、事態打開策について協議する考えを表明した。

 欧州議会のペテリング議長は記者会見で、来年6月に予定されている欧州議会選の前にリスボン条約を発効させるため、未批准国が予定通り手続きを進める必要性を強調した。だが、批准手続きが済んでいないチェコのトポラーネク首相は「批准プロセスにブレーキはかけたくない」と述べる一方、アイルランドの否決後、EUに批判的な欧州懐疑派が勢いを増していると説明、批准手続きがすんなり進むかどうかは不明だ。

 リスボン条約が発効しないと、27カ国までの拡大を想定して作られたニース条約に基づくEUの運営が続き、EU拡大に支障が出る公算が大きい。EUの行政府・欧州委員会は「長期的な拡大政策の継続」を強調しているが、サルコジ大統領は「リスボン条約が発効しなければ拡大はない」と主張している。

毎日新聞 2008年6月20日 10時17分(最終更新 6月20日 11時41分)


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