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国際政治・世界事情

3578チバQ:2011/12/12(月) 21:39:01
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111212-00000075-mai-int
<ロシア>統一ロシア「総崩れ」 苦境のプーチン首相
毎日新聞 12月12日(月)21時12分配信

 【モスクワ田中洋之】ロシアで下院選の不正疑惑をきっかけとした抗議デモが「反政府」色を強める中、プーチン首相は苦境に立たされている。事態を収束させる見通しはたっておらず、現段階では、来春の大統領復帰は揺るがないものの、3月4日の大統領選の第1回投票で当選できない可能性も指摘され始めた。

 今月4日の下院選で議席を激減させた統一ロシアは最終的な全国得票率が49.32%で、数々の不正疑惑もあり、過半数を割った。州や共和国など83の連邦構成体別にみると、モスクワ北部のヤロスラブリ州で最低の29%。プーチン氏とメドベージェフ大統領の出身地である北西部サンクトペテルブルク市や極東の沿海地方など30の自治体でも3割台の得票にとどまった。

 統一ロシアは地方行政機関と一体となってプーチン体制を支えてきたが、北カフカスのチェチェン共和国など一部を除き「総崩れ」となったのだ。

 プーチン氏は8日、自ら設立した運動体「全ロシア国民戦線」に大統領選の選挙本部を置き、著名な映画監督のゴボルヒン氏を本部長にすると発表した。統一ロシアと距離を置き、批判をかわす狙いだ。ただ、市民の間に体制の抜本的変革を求める声が強まっており、政権側の小手先の対応で事態が収束に向かうとは限らない。

 デモが今後も拡大すれば、プーチン氏のさらなる権威失墜につながるため、強硬手段で抑え込みにかかる可能性はある。

 また、プーチン氏は支持率低下が続いており、このままでは第1回投票での勝利は難しいとの見方が出ている。プーチン氏は00年と04年の大統領選で「一発当選」しており、決選投票は避けたいのが本音。今後、国営メディアや行政組織を総動員したキャンペーンに出ることが予想されるが、支持率回復につながるかは疑問だ。

 一方、下院選で躍進した共産党や公正ロシア、自由民主党は勢いに乗るが、これまで政権に協力的だったことから「体制内野党」とやゆされ、大統領選に出馬予定の各党首も新鮮さに乏しい。在野のリベラル系政党や市民組織を含め、ウクライナで04年の民主化運動「オレンジ革命」を率いたユーシェンコ前大統領のような指導者は見当たらず、プーチン氏の当選を阻止する戦略は描けていない。


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