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国際政治・世界事情
3536
:
チバQ
:2011/12/07(水) 22:18:07
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111207-00000005-mai-int
<イラン>英大使館襲撃参加者の一人、指導部の関与を否定
毎日新聞 12月7日(水)1時6分配信
【テヘラン鵜塚健】イランのテヘランで先月、英国大使館がイラン革命防衛隊傘下の民兵組織バシジに襲撃された事件で、襲撃に加わった一人が毎日新聞に対し「自分たちで考えてやった」と証言した。襲撃に際して大使館を警護する治安要員が制止しなかった可能性があることから、事件への体制指導部の関与を指摘する声もあるが、これを否定した形だ。英国は自国のイラン大使館を閉鎖するなど猛抗議している。
取材に応じたのは、大学で機械工学を専攻するファルハド氏(21)で、襲撃の理由について「過去に英国がイランに介入した歴史を振り返れば、当然の報いだ」と正当化した。
英国は19世紀以降、イランを半植民地化し石油やたばこなどの利権を独占した経緯がある。ファルハド氏は「(そんな英国が)核問題で口をはさむのはおかしい」と反発もした。
先月29日に起きた事件では、数十人のバシジの学生らが大使館に乱入。建物のガラスを割ったり書類を破り捨てたりした。だが、ファルハド氏は「私は破壊行為はしていない。館内でイスラム教の祈りをささげていただけだ」と語った。
イランの核開発に対し、米欧は経済制裁を強化して封じ込めを進めてきた。これに反発するファルハド氏は、何度も英国大使館前で行われた抗議行動に参加してきたという。
ファルハド氏は「イランは核兵器を持たないと宣言しているが、米国やイスラエルは既に核兵器を大量に保有する。米国はイラクやアフガニスタンで、イスラエルはパレスチナ自治区で多くの市民を殺害してきた。イラン(の核問題)とどちらが大きな問題なのか」とも主張した。
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