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国際政治・世界事情

3529チバQ:2011/12/07(水) 19:21:19

http://mainichi.jp/select/world/news/20111207dde007030005000c.html
米国:反アサド連携強化 シリア政権崩壊見据え、大使帰任
 【ワシントン白戸圭一、パリ宮川裕章】シリアのアサド政権と反体制派の戦闘激化を受け、オバマ米政権が「アサド政権崩壊後」を見据えた外交を活発化している。クリントン国務長官は6日、訪問先のスイス・ジュネーブでシリアの反体制派と会談。さらに、10月下旬から米国に戻っていたフォード駐シリア大使が6日、シリアの首都ダマスカスの米大使館に帰任した。米政府は反体制派との連携を強化する構えで、アサド政権の反発が予想される。

 クリントン国務長官と会談したのは、シリアの穏健派イスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」などで構成する反体制派連合体「シリア国民評議会」のメンバー。会談の冒頭、クリントン氏は「民主的な権力移行はアサド政権の排除にとどまらない」と述べ、アサド政権崩壊後の民主国家建設を評議会側に求めた。

 オバマ政権は依然、反体制派の統治能力に十分な確信を持っておらず、クリントン氏は会談で、国民評議会の民主国家建設へ向けた具体的な構想をただした模様だ。

 一方、フォード米大使のシリアへの帰任について、カーニー米大統領報道官は6日、声明を発表。「大使の帰任はシリア国民との連帯感を表している」と述べ、帰任後の大使が反体制派と緊密に連携することを示唆した。アサド政権の反発も予想されるため、報道官は声明で、外交官を保護する国際的義務を順守するようシリア政府に求めた。

 オバマ政権は今年1月、05年から空席だった駐シリア大使にフォード氏を任命してアサド政権との対話を模索したが、米側が民主化要求を支持したことで両国関係が悪化。米政府は10月22日、「大使の安全が脅威にさらされている」として、フォード氏を米国に戻していた。

 一方、フランス政府も6日、召還していたシュバリエ駐シリア大使をダマスカスに帰任させた。シリア国民への連帯を示すとともに武力弾圧の実態を調査するのが狙いで、外務省報道担当者はAFP通信に「安全面の懸念は払拭(ふっしょく)されていないが、シリア市民への連帯を示すため、シリアで勤務することが重要だ」と述べた。

 シュバリエ大使は11月16日、北部ラタキアの仏領事館などがアサド政権支持派とみられる暴徒に襲撃された事件を機に召還されていた。

毎日新聞 2011年12月7日 東京夕刊


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