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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

3524チバQ:2011/12/06(火) 12:35:30
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/12/06/20111206ddm007030130000c.html
ロシア下院選:与党「惨敗」 プーチン氏、戦略再構築へ 大連立視野の可能性
 【モスクワ大前仁】4日に投開票があったロシア下院選(定数450)は、政権与党「統一ロシア」が現有の315議席から80近くを減らす「惨敗」に終わり、来年3月の大統領選に党候補として出馬するプーチン首相にとって打撃となった。プーチン氏は議席の過半数獲得に強気の姿勢を示したが、戦略の立て直しを迫られるのは必至だ。一方、メドベージェフ大統領は野党指導者に秋波を送っており、「大連立」も視野に入れ始めた可能性がある。

 「統一ロシアは国の政治的な安定の礎となってきた」とプーチン氏は5日の会議で訴えた。党の獲得議席は238にとどまる見通しだが、「(過半数の)226議席を維持しているので問題ない」と明言した。

 プーチン氏は08年の大統領選の際、ダークホースとみられていたメドベージェフ氏を早期に後継指名するなど、多くのサプライズを演出してきた。

 しかし今年の選挙戦では、大統領と首相の間で「ポスト交換案」を発表したが、逆に国民の反発を招き、手詰まり感が強まっている。

 プーチン陣営が新戦略の一つとする可能性があるのが、首相の肝いりで今年5月に発足させた超党派組織「人民戦線」を活用する案だ。

 人民戦線は退役軍人や労働組合といった幅広い勢力で構成し、今回の下院選では200人以上が統一ロシアから出馬。プーチン氏は大統領選出馬をめぐり、先月末の統一ロシア党大会で、公認候補指名を受けた。

 だが、下院選で党の不人気が顕著になったため、今後は人民戦線に軸足を移し、「国民を代表する候補」の側面を強調していく選択肢もありそうだ。

 下院選では共産党など野党3党が16〜35議席を上積みする見通し。メドベージェフ氏は5日、野党指導者に向けて「統一ロシアは協力の用意がある」と述べ、議会運営での協調を改めて呼びかけた。プーチン陣営が大統領選へ向けて大連立を組むシナリオが浮上する可能性がある。

 カーネギー国際平和財団「モスクワセンター」のシェフツォワ上級研究員は、「プーチン氏には(現職首相の)特権が多く残されており、路線変更はない」と予想した。長期支配への反発が強まっていることを自覚すべきだとし、「より多くの勢力を引き込む必要がある」と指摘した。

毎日新聞 2011年12月6日 東京朝刊

3527チバQ:2011/12/06(火) 21:10:38
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111206/erp11120620140006-n1.htm
揺らぐ「双頭体制」 大統領「公正」主張 米は批判
2011.12.6 20:12 (1/2ページ)
 【モスクワ=佐藤貴生】ロシア下院(定数450)選挙での大規模違反疑惑で、首都モスクワでは近年で最大規模となる反政府デモが行われたほか、米国政府も厳しく批判するなど、波紋が広がっている。与党「統一ロシア」を率いて選挙戦を戦ったメドベージェフ大統領は5日、「選挙は公正だった」と主張したが求心力は急速に低下しており、「双頭体制の継続」というクレムリン(大統領府)の戦略がどう推移するかが焦点になってきた。

 メドベージェフ大統領は、与党が前回選から約80議席も減らす事実上の大敗を喫したことについて、「(与党は)集められるだけの票を獲得したし、選挙は規則通り公正に行われた」と述べた。

 6日付の英字紙モスクワ・タイムズによると、動画投稿サイトのユーチューブには、ある人物が複数の投票所を回って何度も票を投じる「回転木馬」と呼ばれる違反の様子などが投稿されている。大統領は「いくつかの映像は見たが、見る価値もない」として信頼性に欠けるとの見方を示し、選挙の正当性は揺るがないとの立場を強調した。

 一方、モスクワ市内の5日夜の反政権デモには5千〜7500人が集結、「プーチンのいないロシアを」「やり直し選挙を」などと叫んだ。

 クリントン米国務長官は6日、訪問先のリトアニア・ビリニュスで、「露下院選は自由でも公正でもなかった」と厳しく批判。欧州の選挙監視員の中には、「投票箱の中に折りたたんで隠された票が入っていた」とメディアに証言する者も現れている。

 大統領は強腰で知られるプーチン首相とは対照的に、政治・経済の近代化やインターネットの全土拡充を掲げるなど、リベラル色をアピールしてきた。だが、名簿登載第1位で自ら統一ロシアを率いた今回の選挙で、プーチン氏との役割分担は破綻したとの見方が広がっている。

 メドベージェフ氏の大統領就任直前にインタビューして本を出版したジャーナリスト、スワニッゼ氏は産経新聞の電話取材に、「彼は与党を率いてプーチン氏の分身になってしまった。役回りが似合わないから(政治的求心力が)弱体化した」と分析。

 同氏は、来年3月の大統領選でプーチン氏が当選し、取り決めの通りにメドベージェフ氏が首相に転じたとしても、「期間はそう長くないかもしれない」と予測した。

3528チバQ:2011/12/07(水) 19:20:57
批判拡大に政権側動揺 プーチン氏、軌道修正示唆
 プーチン首相の与党「統一ロシア」が大幅に議席を減らしたロシア下院選が政権を動揺させている。このままでは来年3月の大統領選で首相が4年ぶりに大統領職に返り咲くシナリオにも影響が出かねない。政権側は6日、数千人が「反プーチン」を叫んだ前夜の野党集会に対抗して大規模な官製集会を開催、首相自身も政策の軌道修正を図るなど体制維持に躍起となった。

 「変わらないのは祖国への愛や人々に対する責任だ。しかし戦略はその時の優先課題によって違う。人は変わる。私自身もだ」。6日、モスクワでの与党活動家との会合。大統領職には「古いプーチン氏が戻るのか、新しいプーチン氏がなるのか」と問われた首相はそう答えた。

 過半数は維持したものの、暫定結果では4年前の選挙で獲得した315議席から77も減らす238議席にとどまった統一ロシア。不振の要因は「双頭体制」を組んできたメドベージェフ大統領とポストを交換し大統領職への復帰を目指すプーチン氏の政権長期化を有権者が嫌ったためと指摘される。

 この日の会合で首相は「長く政権の座にある党が批判されるのは当然だ」と強気を見せる一方、大統領復帰後に「閣僚や地方知事は刷新される」と述べ「変化」を強調。人事に慎重な首相としては異例の発言だ。汚職対策も約束し、「与党の腐敗」批判に配慮した。

 ▽不正の疑い

 下院選では政権側が大規模な不正を行ったとの指摘が多い。6日付のロシア紙ベドモスチは、選管が発表した与党の得票率が、世論調査機関の出口調査の結果よりも20ポイント近く上回ったと指摘。集計が操作された可能性を強く示唆した。

 欧州安保協力機構(OSCE)の選挙監視団は票の水増しがあったと指摘。共産党のジュガーノフ委員長は1991年のソ連崩壊後で最も汚い選挙だったと批判した。クリントン米国務長官の「(選挙は)自由でも公正でもなかった」との指摘に、ロシア外務省は6日「米国の選挙も完璧から遠い」と感情的に反論した。

 政権側は6日、モスクワのクレムリン脇の広場に若者1万人以上を動員し「勝利集会」を開催。5日夜、野党集会が数千人規模に膨れ上がったことへの危機感の表れだ。治安部隊は6日夜も、モスクワ中心部でネムツォフ元第1副首相ら300人以上を一時拘束し野党側を力で抑え込んだ。

 ▽意気消沈

 与党筆頭候補だったメドベージェフ大統領は5日の支持者会合で「過半数獲得は勝利だ」と強調したが、出席者によると「打ちひしがれ、支えを必要としているように見えた」(ベドモスチ紙)という。

 与党の退潮を受け、来年の大統領選でプーチン首相は自ら創設した政治運動体「全ロシア国民戦線」に軸足を置くとの観測が広がっている。政治学者ブーニン氏は、「双頭体制」は終わりプーチン氏を頂点とする上意下達の権力構造が復活するとの見方を示した。(モスクワ共同=佐藤親賢)


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