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国際政治・世界事情

3520チバQ:2011/12/05(月) 22:06:03
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111204/erp11120423570010-n1.htm
欧州債務危機ヤマ場 「メルコジ」体制で打開図る
2011.12.4 23:55 (1/2ページ)[欧州]
 【ロンドン=木村正人】今週、欧州は債務危機問題で大きなヤマ場を迎える。8、9日にブリュッセルで欧州連合(EU)首脳会議を開催し、ユーロ圏各国の財政規律の強化策や財政統合について大詰めの協議を行う。成果が不十分であれば市場から容赦ない仕打ちを受けるのは必至で、ユーロ圏は一層の窮地に陥る。土壇場に追い詰められたユーロの命運を握るのが、メルケル独首相とサルコジ仏大統領だ。「メルコジ」体制で欧州は戦後最大の危機突破を図る。

 メルケル首相とサルコジ大統領は5日、パリで首脳会談を行い、ユーロの構造的欠陥を克服する「財政統合」を達成するため、EU基本法改正案を共同提案、EU首脳会議に示す。改正案はユーロ導入国が財政規律を守れない場合、EUが予算案の再編成や修正を要求できるなどの内容だ。

 これを受け、欧州中央銀行(ECB)も8日の理事会でイタリアやスペインの国債購入拡大を表明するとの期待感が高まっている。

 ユーロ圏が債務を共同保証するユーロ共同債やECBの関与をめぐる溝は残るものの、メルケル首相とサルコジ大統領は10月のEU首脳会議で銀行側にギリシャ国債元本の5割削減をのませて以来、「メルコジ」の呼称が定着している。

 11月の仏カンヌでの主要20カ国・地域(G20)首脳会議では、ギリシャのパパンドレウ首相(当時)にユーロ圏離脱につながりかねない国民投票を撤回させ、イタリアのベルルスコーニ首相(同)に追加の緊縮策を迫った。

 「メルコジ」はかつて性格の違いから、陰で物まねをして揶揄(やゆ)し合う険悪な仲だった。が、メルケル首相より国内政権基盤が安定していたサルコジ大統領が同首相に譲歩するようになり関係が改善。今ではサルコジ大統領がフランス産ワインやチーズ、メルケル首相も同大統領の長女誕生にクマのぬいぐるみを贈るなど互いに心配りを見せる。

 サルコジ大統領から先のEU首脳会議で「ユーロに口出しするな」と一喝されたキャメロン英首相は蚊帳の外に置かれた格好だ。

 仏各紙は「サルコジ大統領はフランスの主権をドイツに譲り渡した」と批判するが、世論調査で「難しい決断が下せる」(同大統領60%、社会党のオランド候補39%)、「経済危機に対応できる」(同50%、同48%)と来年春の仏大統領選で苦戦が予想される“サルコジ株”が回復している。


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