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国際政治・世界事情

1とはずがたり:2005/05/23(月) 02:47:11
世界情勢・世界史ネタなど
軍事問題は安全保障論http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1043205301/l10を国際経済問題は国際経済学http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1060165061/l10を参照の事

3517チバQ:2011/12/05(月) 21:55:51
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111205/erp11120519490006-n1.htm
【ロシア下院選】
“ネット世論”の影響? 下院選与党の議席大幅減 ツイッターがはけ口に
2011.12.5 19:46 (1/2ページ)

 4日、ロシア・サンクトペテルブルクで、下院選の投票箱を開ける選管関係者(AP=共同)
 【モスクワ=佐藤貴生】4日投票のロシア下院(定数450)選挙は与党「統一ロシア」が大幅に議席を減らす結果となった。

 選挙戦を通じてインターネットのニュースサイトや短文投稿サイト、ツイッターなどに、政権批判や選挙違反の事例が多数寄せられたことも一因とみられる。ネットによる世論形成の潮流がロシアにも押し寄せている。

 中央選管の暫定集計では、5日の開票率96%の時点で統一ロシアの得票率は49・54%。得票率制限に届かなかった政党への投票が配分されるため過半数の238議席は確保したが、07年の前回選から77議席の減。他党は共産党92(前回選57)▽公正ロシア64(同38)▽自民党56(同40)と軒並み勢力を伸ばした。

 ロイター通信などによると、投票日の4日朝、非営利組織「ゴロス」やモスクワのラジオ局「エホ・モスクブイ」など、政権に批判的なメディアのサイトが相次ぎ接続不能に陥った。

 海外の資金で運営されるゴロスは選挙前、一般市民らから寄せられた選挙違反の実例5500件以上を地図上で示していた。2日には政府系テレビ局が同組織を批判する番組を放映、3日にはサイトを主宰する女性が入国時の空港で一時拘束され、米政府が批判する声明を出した。

 「エホ」は4日、「サイトが接続不能になった」とラジオで放送し続けた。編集長が「(選挙)違反情報を妨害する試みであることは明らかだ」と、与党側のサイト攻撃を示唆した。こうしたなか、ツイッターには「極東ウラジオストクでは出口調査で統一ロシアが3位になり、世論調査機関員が退去させられた」などと、刻々と書き込まれた。

 動画投稿サイト、ユーチューブも反与党の世論形成に一役買ったようだ。英字紙モスクワ・タイムズによると、プーチン首相が先月20日、格闘技観戦後にリングに上がったさい、激しいブーイングを浴びせられた映像は21日夜までに68万回再生された。ロシアのインターネット人口は推計5100万人。テレビなどの官製メディアと違い、政権は今後、対応に苦慮しそうだ。

3518チバQ:2011/12/05(月) 21:56:45
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111205/erp11120519570008-n1.htm
【ロシア下院選】
プーチン体制に倦怠感/事実上の惨敗 「国民の指導者」像強化?
2011.12.5 19:55 (1/2ページ)

4日のロシア下院選の投票終了後、モスクワの与党「統一ロシア」本部を訪れたプーチン首相(手前)とメドベージェフ大統領(ロイター=共同)
 【モスクワ=遠藤良介】ロシアの最高実力者、プーチン首相(前大統領)の率いる与党「統一ロシア」が4日の下院選で大幅に議席を減らした。プーチン氏が来年3月の大統領選出馬を表明したことで、プーチン氏の支配が長期化することへの倦怠(けんたい)感や汚職、貧富の格差など社会問題への不満が、有権者の間でじわりと広がっている現実を映し出した形だ。

 政権は今回、各地の行政当局や主要テレビ局を総動員して統一ロシアの得票確保に躍起となった。また、新聞やインターネットでは不在者投票制度を悪用した不正の横行も伝えられた。こうした実態を考慮すれば、今回の結果は「政権の惨敗だ」(専門家)とする見方が出ている。

 統一ロシアは議席過半数こそ確保したが、それは北カフカスやウラル地方の民族共和国などで80〜99%といった高い得票率を挙げた結果でもある。

 逆にシベリアの最大都市、ノボシビルスクでは統一ロシアが得票率28%と共産党に6ポイント差をつけられて敗北。統一ロシアはシベリアのイルクーツク州で35%、極東の沿海地方でも34%の得票にとどまった。

 モスクワ州やプーチン氏のおひざ元である第2の都市、サンクトペテルブルクでも32〜33%と苦戦した。

 統一ロシアの支持率低下を決定的にしたのは9月、プーチン氏が来春の大統領選に出馬し、メドベージェフ大統領は次期政権で首相に就くという「役職交代」を発表したことだ。プーチン氏は最長で2期12年間、大統領に居座る可能性があり、政治に対する有権者の疎外感が強まった。

 今回の下院選ではそうした批判が、連邦中央の統制が効きにくい極東・シベリアの遠隔地や、高等教育を受けた人の多い大都市部から現れ始めたと受け止めることができる。

 プーチン氏の個人的人気はいまなお高く、大統領選で氏に対抗できる候補者は今のところ見当たらない。プーチン氏が統一ロシアをメドベージェフ氏に預けて自身は党から距離を置き、「国民の指導者」像を前面に出していくとの観測もある。

 実際、下院に議席を獲得した4党は共産党を除いて親政権の立場であり、連立政府の形成や大統領選で協力する余地はある。

 ただ、今回の選挙で批判票を投じた層の根本的不満は、プーチン氏が大統領時代に築いたトップダウンの強権体制にある。

 モスクワ国際関係大のズボフ教授(歴史学)は「前回下院選からの4年間に新たな世代が現れ、インターネット・メディアが普及するなど状況は根本的に変わった」とし、「社会では政治への関心と権威主義体制への不満が高まっている。『アラブの春』のような民主化運動の高まりがロシアで再現される可能性も排除されない」と話している。


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