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国際政治・世界事情

3511チバQ:2011/12/05(月) 12:15:38
http://mainichi.jp/select/world/archive/news/2011/12/05/20111205ddm003030112000c.html
クローズアップ2011:きょうアフガン支援会議 パキスタン、タリバン欠席
 ◇具体的成果、期待薄く
 ドイツ西部ボンで5日、アフガニスタンの安定化策を話し合う閣僚級国際会議が、日本など85カ国と国際機関が参加して約10年ぶりに開かれる。しかし、アフガン駐留の北大西洋条約機構(NATO)軍に越境誤爆された隣国パキスタンがボイコットし、紛争当事者の旧支配勢力タリバンも参加を拒否。アフガン戦争を主導した米国には関与を薄めたい本音がある。89年の旧ソ連軍撤退後に内戦を招いた反省から、世界は「アフガンを見捨てない」(ウェスターウェレ独外相)メッセージを打ち出せるのかが焦点だが、早くも具体的成果についてはあきらめムードが漂う。【ベルリン篠田航一、ニューデリー杉尾直哉、ワシントン白戸圭一】

 ◆独

 ◇仲介に「失敗」
 会議を主催するドイツにとって、タリバンと、軍部がタリバンに影響力を持つとされるパキスタンは、ともに「舞台の主役級」(外交筋)だった。ボン大学のコンラート・シェッター教授(アフガン政治)は、「ドイツは当初から目標を高く設定し、タリバン参加の実現を目指したが、もくろみは失敗した」と語り、会議への期待値が下がったとの見解を示した。

 ドイツは1年前から、仲介外交を試みてきた。独誌シュピーゲルなどによると、ドイツは昨年11月、極秘裏に南部ミュンヘン郊外でタリバン側と米国高官の会談をセット。会談は11時間に及んだ。その後、今年2月にカタールの首都ドーハ、5月には再びドイツ国内で会談を設定、タリバンと米国の「和平」への仲介役を務めた。

 背景には、軍事活動にアレルギーの強いドイツのスタンスがある。ドイツ軍は06年からアフガン北部に駐留。しかし、09年にあった民間人ら約100人が死亡した誤爆を機に、国民の7割が派兵反対に転じた。ドイツが外交力のみで存在感を示そうとした理由だ。

 タリバンの不参加はドイツ政府の交渉力の限界を示したが、NATO軍によるパキスタンへの越境誤爆の後、ドイツのメディアは「全ての外交努力がムダになった」と指摘、政府の無念を代弁した。


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