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国際政治・世界事情

3498チバQ:2011/12/02(金) 22:44:54
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111201/asi11120121310006-n1.htm

“瀬戸際外交”どこまで続けるパキスタン
2011.12.1 21:29 (1/2ページ)
 【ニューデリー=田北真樹子】アフガニスタンに展開する米軍主導の国際治安支援部隊(ISAF)がパキスタンにある検問所を誤爆し兵士24人が死亡したとされる事件をめぐり、パキスタンが米国への強硬姿勢を続けている。来週にドイツのボンで開催されるアフガニスタン復興会議をボイコットするなど、テロとの戦いへの協力姿勢を転換させることをちらつかせる“瀬戸際外交”で、米国にパキスタン国内での無人機攻撃などを中止するよう圧力をかけている。

 「パキスタンはこれまで犠牲を払いすぎたのではないか、との自問自答がされている」

 パキスタンのカル外相は先月末、米国のラジオ番組にこう語った。パキスタンがテロとの戦いにおける役割を「内省する必要がある」とも指摘。こうした発言には、同国の米国やアフガン政策を事実上握る軍の意向が反映されているとみられる。

 今年の米パ関係は、1月に米中央情報局(CIA)要員がパキスタン人2人を、5月には米軍が国際テロ組織アルカーイダの指導者ウサマ・ビンラーディン容疑者を殺害したことで、大きく後退。反米感情がパキスタンに蔓(まん)延(えん)していた。

 パキスタン北西部部族地域の検問所に対する攻撃は、こうしたさなかに発生した。同国はISAFへの補給路の遮断やシャムシ飛行場からの米軍の撤退など、矢継ぎ早に報復措置を取った。米紙ニューヨーク・タイムズによると、ムンター駐パキスタン米大使は米政府に、「パキスタン国内の怒りは最高潮に達している」と伝えたという。

 自国兵士を殺害されたパキスタンの怒りは当然で、冷却化した両国関係にとって事件は最悪の事態といえるが、その一方で、ビンラーディン容疑者襲撃以降、メンツを失った政府や軍にとっては、「米国に強く出る絶好のタイミング」(地元記者)とも指摘される。パキスタンは2013年に下院の任期切れを迎える。国内情勢は総選挙モードに突入していることもあり、米国への厳しい姿勢は当面続くと予測される。


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