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国際政治・世界事情

3493チバQ:2011/12/01(木) 23:04:09
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111130/erp11113020430007-n1.htm

深まる混乱 ちらつく露の影 南オセチアの大統領選
2011.11.30 20:40 (1/2ページ)
 【モスクワ=佐藤貴生】2008年の紛争を受け、ロシアがグルジアからの独立を一方的に承認した南オセチアで、大統領選の決選投票をめぐり混乱が深まっている。中央選管の暫定集計結果で15ポイント以上の差を付けられ、敗色濃厚だったビビロフ非常事態相(41)の陣営が不服を申し立て、最高裁は11月29日、選挙を無効とする判断を下した。しかし、女性対立候補、ジオエワ元教育相(62)は30日、「勝ったのは私だ」とし、大統領として活動を始める意向を示した。混乱の背景にロシア政府の存在を指摘する報道も出ている。

 最高裁は27日に実施された決選投票で、ジオエワ氏陣営に違反があったとして選挙は無効と判断、議会はやり直し選挙を来年3月25日に実施すると決めた。最高裁はジオエワ氏の出馬を禁じた。同氏の支持者らは30日午後、ツヒンバリの行政庁舎に突入を図り、治安部隊が威嚇発砲した。

 ロイター通信によると、両候補ともロシアとの友好関係継続を表明していたが、ロシアへの編入を目指すビビロフ氏に対し、ジオエワ氏は“独立国家”を維持すべきという立場だった。メドベージェフ露大統領は決選投票前の21日、ビビロフ氏と会談して事実上の“信任”を与えていた。

 29日付の露コメルサント紙は、現地の行政府職員が、「ジオエワ氏の勝利は受け入れられない。ロシア政府とメドベージェフ大統領に、大統領の意見などわれわれには関係ないという姿勢を示すことになる」と述べたと伝えた。

 南オセチアでは、ロシアからの資金援助なしには住民の暮らしが立ちゆかないという苦しい台所事情があり、対露関係の悪化は避けたいのが実情だ。また、ロシアでは下院選が12月4日に迫っており、ジオエワ氏が勝利すればメドベージェフ大統領率いる与党「統一ロシア」の得票に影響が出かねないとの観測もある。

 ロシアは04年のウクライナ大統領選でも、親露派とされたヤヌコビッチ氏(現大統領)を半ば公に支持、民主化政変「オレンジ革命」が起きて世論を二分する騒ぎになった。南オセチアのグルジアからの独立を承認しているのはロシアのほかベネズエラ、ニカラグア、ナウルなど数カ国。


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