したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

国際政治・世界事情

3482チバQ:2011/11/29(火) 23:28:44
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111129-00000088-mai-int

<中東>「イスラム躍進」巡り対立 イランとイスラエル
毎日新聞 11月29日(火)21時9分配信

 【エルサレム花岡洋二、テヘラン鵜塚健】イスラム主義政党の躍進が予想されている、28日に始まったエジプトの人民議会選挙を機に、大衆運動「アラブの春」で中東地域で起きているイスラム勢力の台頭を恐れるイスラエルと、地域のイスラム主義化を求めるイランとの激しいさや当てが本格化している。

 「お前たち(米欧諸国)が受け入れるか否かにかかわらず、この地域では次々に『新しいイラン』が生まれている。そのひとつがエジプトだ」

 イランのイスラム指導体制を支える革命防衛隊精鋭コッズ部隊のソレイマニ司令官がエジプトの人民議会選挙を前に25日、エジプト国内で親イランの流れが既に加速しているとの見方を強調した。

 イランは、エジプトが親米イスラエル路線を取った前ムバラク政権との完全な断絶を望んでいる。イランは、イスラム革命(79年)の際にエジプトがパーレビ国王の亡命を受け入れ、イスラエルと平和条約を結んだことに反発し、80年にエジプトと国交を断絶。ムバラク政権崩壊後、イランは外務省幹部を繰り返し派遣するなどし、エジプトとの関係回復に向けて動いている。

 中東地域では、イランの最大の同盟国シリアで民主化デモが泥沼化し、アサド政権が揺らぎかねない状況だ。イランは、反米イスラエル路線で協調できる新たな「足場」を、イスラエルの隣国エジプトに求めている。

 ◇和平条約破棄も

 「イスラエルへの脅威は増している。エジプトの新政権とは、これまでのような親密な関係を期待できない。(エジプトとの)和平条約が破棄される可能性もある」

 イスラエルのネタニヤフ首相は28日、議会の外交防衛委員会で証言し、エジプトが反イスラエルに転じることへの警戒感をあらわにした。エジプト軍が抑え込んできたシナイ半島のイスラム原理主義の武装勢力がパレスチナの武装勢力と連携し、対イスラエル武装活動を活発化させる可能性も指摘される。

 イスラエル軍は現在、エジプト国境に高さ約5メートル、長さ約240キロの鉄製防護壁を建設中だ。国境の大半は広大な砂漠地帯にあり、簡単な有刺鉄線などで仕切られているに過ぎない。アフリカ諸国から密入国する労働者や難民の侵入が絶えず、09年に計画が発表された防護壁は侵入防止目的だった。

 ところが、エジプトのムバラク政権が今年2月に崩壊。8月にシナイ半島から武装勢力が越境し、イスラエル人8人を殺害する事件が発生。ネタニヤフ氏は「テロリストの侵入防止」との目的を明確にし、防護壁は政変後のエジプトをにらんだものへと変質した。来年1月には約100キロが完成する見通しだ。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板