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国際政治・世界事情

3450チバQ:2011/11/26(土) 11:49:07
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111125/mds11112523240007-n1.htm

エジプトの新暫定首相にガンズーリ氏 デモ隊は拒否 混乱長期化の様相
2011.11.26 00:41
 【カイロ=大内清】即時の民政移管を求めるデモが続くエジプトで全権を掌握する軍最高評議会は25日、辞任したシャラフ暫定首相の後任に、ムバラク前政権で首相を務めたカマール・ガンズーリ氏を指名した。

 一方、首都カイロ中心部タハリール広場では同日、イスラム教の金曜礼拝後に数万人規模の反軍政デモが行われた。デモに参加する民主化勢力は「ガンズーリ内閣を認めない」と無期限の座り込みを宣言、事態は長期化の様相を呈している。

 広場に集まったデモ隊は「(最高評議会の)タンタウィ議長は去れ!」などと気勢を上げた。市内では最高評議会を支持する数千人規模のデモも起き、両者の衝突も懸念されている。

 ガンズーリ氏は1996年から99年にかけて首相を務めた。今年1月に発生した反政府デモでは、ムバラク前大統領に批判的な立場をとり、一部には次期大統領に推す声も出ていた。

 最高評議会としては、実務経験が豊富で、かつ国民からも受け入れられやすい人物とみて、ガンズーリ氏に白羽の矢を立てたとみられる。

 これに対し、若者グループ「4月6日運動」などの主要民主化勢力は25日、共同声明で、ガンズーリ氏に代わり、大統領選に意欲をみせる国際原子力機関(IAEA)前事務局長、エルバラダイ氏を暫定首相に据えて即座に民政移管を実現するよう要求、最高評議会との対決姿勢を強めている。

 こうした中、最高評議会は、今月28日からの人民議会(下院に相当)選は予定通り行うとの方針を崩していない。組閣作業などのため、ガンズーリ内閣の発足は28日以降にずれ込む見通しだが、実際に発足後は、デモに対応しつつ、約1カ月半の長期に及ぶ選挙を乗り切ることが当面の課題となる。

 また、エジプトでは前政権崩壊後、主要産業である観光の落ち込みなどで経済混乱が続いており、国際通貨基金(IMF)などからの融資の必要性が指摘されている。新内閣にとっては、国民の不満を緩和するためにも経済・財政面の立て直しが急がれている。

 一方、エジプト国営メディアによると、東部シナイ半島で25日、イスラエル向けのガスパイプラインが何者かによって爆破された。同様の事件は今年に入り8件目。


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