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国際政治・世界事情

3446チバQ:2011/11/24(木) 23:29:11
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2011112402000173.html
アラブの春 シリア、次の焦点
2011年11月24日 夕刊

 【カイロ=今村実】北アフリカ・中東地域の民主化運動「アラブの春」は、この一年足らずの間にチュニジア、エジプト、リビア、イエメンの四カ国の長期政権を崩壊に追い込むことになった。

 強権的な指導者が次々と葬り去られる「革命ドミノ」の流れは止まらず、国際社会は、内戦状態に陥りつつあるシリアのアサド政権をめぐる情勢を注視している。

 シリアではアサド大統領(46)父子二代の政権が、約四十年に及ぶ。デモ禁止などを定めた「非常事態法」などが強権体制を支えてきたが、激化する反政府デモを収束させることができず、政権側も譲歩の姿勢を示した。

 アサド政権はまず、非常事態法を撤廃し、拘束中の政治犯の恩赦を決定。それでも民主化を求める反政府デモは勢いを増し、政権側は武力で抑え込む強硬手段を続けた。

 デモ活動が始まった三月以降、武力弾圧による死者は三千五百人を超え、国内外の政権批判は強まるばかりだ。今月に入るとアラブ連盟(加盟=二十一カ国と一機構)が、シリアの会合などへの出席停止を盛り込んだ処分を決定。加盟国には駐在大使の召還を呼び掛け国際社会での孤立は一層深まっている。

 国内各地で政府軍からの離反兵が相次ぎ、数万規模の兵士の組織化も進んでいるという。首都ダマスカスでは二十日、政権を支える与党バース党の建物をロケット弾で攻撃し、「内戦」は現実になりつつある。

 中東では一月、二十三年に及んだチュニジアのベンアリ大統領(当時)が反政府デモを抑えきれずに国外に逃亡。二月には約三十年続いたエジプトのムバラク政権、八月には約四十二年にわたってリビアを強権支配したカダフィ体制がそれぞれ崩壊。バーレーンやサウジアラビアなどの一部地域でも散発的な衝突が起きている。


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