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国際政治・世界事情

3434チバQ:2011/11/23(水) 09:10:29
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111123/mds11112307270003-n1.htm
エジプト、救国内閣樹立で合意 デモ沈静化へ対症療法
2011.11.23 07:26 (1/2ページ)
 【カイロ=大内清】早期の民政移管などを求めるデモ隊と治安部隊との衝突が続くエジプトで全権を掌握する軍最高評議会(SCAF)は22日、一部の政党などと事態打開に向けた協議を行い、前日に総辞職を表明したシャラフ暫定内閣に代わり、主要な政治勢力が参加する「救国内閣」の樹立で合意した。同国の中東通信などが、協議の出席者の話として伝えた。

 協議は、SCAFメンバーのサミー・アーナーン参謀総長が主催した。

 エジプトのメディアによると、SCAFは2012年6月末までに大統領選を実施し民政に復帰するとの日程を提示、迅速な民政移管を求めるデモ隊に一応は譲歩した形だ。これまでは、大統領選は12年末か13年初頭に行われるとの見方が有力だった。

 今月28日に始まる人民議会(下院に相当)選については、予定通り実施するとしている。

 救国内閣を率いる暫定首相には、大統領選に意欲を示す国際原子力機関(IAEA)前事務局長のエルバラダイ氏らの名前も取り沙汰されている。SCAFとしては、軍部と距離があるとみられてきた人物を起用することで、デモ隊側の理解を得る狙いがあるとみられる。

 ただ、今回の一連の衝突は、シャラフ暫定内閣が、今後制定される新憲法の下でも軍部の特権的地位を保障するとする指針を発表したことに端を発したもので、デモに参加する民主化勢力には軍部が民主化プロセスを骨抜きにするつもりだとの根強い不信感がある。

 今回の合意では、民政移管後の軍部のあり方についての議論は事実上、棚上げされており、その意味ではデモを一時的に沈静化させるための“対症療法”に過ぎないといえる。

 22日夜、市民数万人が集まった首都カイロ中心部タハリール広場では、同合意の内容が伝えられると、歓声とともに、「(軍トップの)タンタウィ陸軍元帥は去れ!」と、SCAFがなおも権力の座にとどまることへの反発の声も上がった。デモがすぐに収束するかはなお不透明な状況だ。


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