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国際政治・世界事情

3292チバQ:2011/10/31(月) 23:21:06
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111031/mds11103120390005-n1.htm
【世界人口70億人】
アフリカ・アラブ 増加率突出、若年層膨張が不安定要因に
2011.10.31 20:38

31日、トルコ・アンカラの病院で18歳の母から生まれた70億人目の赤ちゃんの1人=AP
 【カイロ=大内清】サハラ砂漠以南のアフリカ諸国やアラブ諸国では人口増加率が他地域に比べ突出して高いことが浮き彫りとなっている。特に若年層の増加が著しいことは、社会に活力をもたらす可能性がある半面、政治的・社会的な不安定要因ともなり得る。

 2011年版「世界人口白書」によると、サハラ以南の人口増加率(2010〜15年推定値)は2・4%、アラブ諸国が2・0%で、世界平均の1・1%を大きく上回る。両地域での人口増の背景には、極端に低い女性の社会的地位がある。出産に女性の意見が反映されにくいことが多産に結びついている。

 アフリカ最貧国のひとつモザンビークでは女性1人が生涯に産む子供の数を表す合計特殊出生率が4・7に達する。白書は、夫による暴力が広く蔓延(まんえん)する同国では、女性の多くが「子供は2〜3人が望ましい」と考えているにもかかわらず、より多くの子供を持ちたがる男性に服従を強いられている−と指摘する。

 またサハラ以南では、1日1・25ドル(約100円)以下で暮らす人が人口の半数超を占め、年金などの制度が整備されていないケースが多い。こうした国々では、子供をたくさん持つことが、働き口を増やし老後の支えにもなるという考えから一種の「社会保障」ととらえられているという。

 多産によってもたらされるのが若年層の膨張だ。アラブの多くの国では、人口増に経済成長が追いつかず、若者の失業率が高止まりしている。今年1月以来、アラブ各国に反政府デモが拡大した“アラブの春”では、閉塞(へいそく)感を強める若者が中心的な役割を果たした。カイロ大学のマサウード助教授(社会学)は「エネルギーを持て余す若年層に活躍の場を与えられなければ、社会は不安定化する」と警告している。


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