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国際政治・世界事情

3273チバQ:2011/10/27(木) 22:59:18
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111027-00000096-mai-int
<トルコ大地震>民族差別で対応遅れ クルド系国会議員訴え
毎日新聞 10月27日(木)22時14分配信

 トルコ東部の地震被災地ワンで27日、地元選出の国会議員で少数民族クルド系の野党「平和民主党(BDP)」副代表、ナズミ・ギュル氏(46)が毎日新聞の単独インタビューに応じた。ギュル氏は最大15万戸のテントや仮設住宅が必要な「危機的状況」を強調、国際社会の支援を呼びかけた。また、政府の災害対応が遅れた背景には「少数民族に対する民族差別があった」と述べ、トルコ政府を強く批判した。

 ギュル氏は地震が発生した23日午後、ワンにいた。直後からワンやエルジシュなどのビル倒壊現場を回り、救援活動を指揮した。その間、従姉妹やその息子が犠牲になったとの報告を受けたという。

 平和民主党によると、被災地が必要とするテントや仮設住宅は12万〜15万戸。政府の備蓄は一部あるが「大幅に不足する見通し」という。27日朝は、市街地でも雪が降った。ギュル氏は「この地域は6カ月間、雪に埋まる。子供たちの命を救うためにもいま唯一、そして絶対に必要な援助だ」と訴えた。

 長期的には地震に強い街づくりが必要だとも述べ、「この地域は30〜40年に1度は大きな地震被害が出ているのに、何も改善されてこなかった」と指摘。地震国である日本に対し、区画整理や建築方法に詳しい人材の派遣や情報提供を求めた。

 また、クルド民族の人権問題に取り組む立場から、クルド族の多く住むトルコ東部の救助活動が、政府の差別的対応により遅れた可能性も指摘。地震当日、エルジシュでは大量の軍兵士が展開したが、「治安維持活動をしただけで、救助活動を手伝っていなかった」と主張した。99年のトルコ北西部地震では兵士が直後から救助活動に当たっていたという。

 一部メディアは「クルドは警察に投石し、兵士を殺すのに、今さら手助けを求めるのか」などと支援を批判するコメントも報じているという。

 また、ギュル氏はトルコ政府による経済政策の不備から、東部が発展から取り残され、被害を拡大させたとの見方も示した。住民の多くは貧困から、違法建築や安価な泥ブロック造りの住居に住んでおり、それが甚大な被害につながったという。「雇用創出ができれば、人々も頑丈な家を建てられる」として、地域のインフラ整備や製造業の誘致を政府に求める方針だという。


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