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国際政治・世界事情

3265チバQ:2011/10/25(火) 23:27:40
http://sankei.jp.msn.com/world/news/111025/erp11102512580003-n1.htm
【Russia Watch】
旧ソ連圏再統一 プーチンの野望
2011.10.25 12:56 (1/4ページ)

【Russia_Watch】CIS首脳級会合で演説するロシアのウラジーミル・プーチン首相。旧ソ連圏の再統合に向け動き出した=10月18日、ロシア・サンクトペテルブルク(ロイター)
 □遠藤良介の目

 来春の大統領復職が確実視されているロシアの最高実力者、ウラジーミル・プーチン首相(59)=前大統領=が次期政権で、経済分野を中心に旧ソ連圏の再統合に取り組む方向性を鮮明にしている。プーチン氏が目指すのは共通の経済・通貨政策を伴う「ユーラシア連合」だ。今月(10月)18日には旧ソ連諸国で形成する独立国家共同体(CIS)のうち8カ国が域内関税を撤廃する「自由貿易圏」の創設で合意しており、ここにきて統合の動きが実際に加速しているように見える。

 ■8カ国で自由貿易圏

 プーチン氏はソ連時代の政府機関紙だったイズベスチヤへの寄稿論文でユーラシア連合の構想を明らかにした。プーチン氏はこの中で、ロシア、カザフスタン、ベラルーシの3カ国で形成している「関税同盟」が来年1月、人と商品、資本の移動を自由化する単一経済圏に移行することを「歴史的な道標だ」とし、この3国関税同盟に他国も加えて「より高度な統合」を進める考えを示した。

 プーチン構想に呼応するかのように、18日にはウズベキスタン、トルクメニスタン、アゼルバイジャンを除くCIS8カ国が来年1月に自由貿易圏を始動させる条約に調印。石油・天然ガスやアルコール飲料など関税撤廃の例外品目が設けられているが、これも将来的に廃止するという。ロシアは自由貿易圏について、共通の対外関税導入を伴う関税同盟へのステップと位置づけている。

 1991年のソ連解体に伴ってバルト3国など一部を除く旧ソ連諸国はCISを結成したものの、当初から「離婚のための組織」と称されるなど実体は乏しかった。自由貿易圏の創設についても今回と同様の条約が94年に締結されたが、ロシアを含む各国で批准されずに棚上げとなった経緯がある。当時はソ連崩壊で独立したばかりの各国が「主権」問題に敏感だったことが大きい。

 ここにきてCIS諸国がロシアの主導する経済統合に踏み出したことは、域内障壁の撤廃で市場が拡大することのメリットを各国が認識し始めたことを意味していよう。


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